自動車レースF1の日本GPが30日、富士スピードウェイで行われた。雨の降るウェットコンディションにも関わらず、インターミィディエイトタイヤでスタートを切ったフェラーリ勢のキミ・ライコネン、フェリペ・マッサがレース開始早々にタイヤ交換の為のピットインを余儀なくされた。レース後フェラーリの総監督ジャン・トッドは「天気予報を確認し、ウェットタイヤでのスタートを決めていたが…。レースが始まって少し経ってから、実行委員会からウェットタイヤを使用するようにと各チームに通達があったことを知った。しかし、その通達は我々フェラーリには事前に伝わっておらず、レースが始まった後でうちのスタッフのステファノ・ドメニカーリ宛にEメールで送られてきた。我々は呆気に取られ、レース開始早々にタイヤ交換の為のピットインを余儀なくされてしまった」と憮然とした表情で舞台裏を明かした。

またこの日の惨敗で、ドライバーの年間チャンピオンが遠のいたことについてトッド総監督は「明らかに窮地に陥っている。キミには若干の可能性が残っているが、(年間タイトル獲得は)ほとんど奇跡に近い。しかし、残りの2試合、奇跡を信じて最善を尽くす」とコメントしている。