チェルシーのホームスタジアム、スタンフォード・ブリッジが深刻な観客難に陥っている。先日のCLローゼンボリ戦では15000枚以上のチケットが売れ残り、集まった観客はわずか24973人。これほど客が入らないのはイングランドでは稀で、ましてやチェルシーのような人気クラブにはあってはならないことである。モウリーニョが契約解除したこともあり人気急落も囁かれる中、観客離れに歯止めをかけようとクラブは今後のCLのチケットの値下げを敢行。グループリーグのシャルケ04、バレンシア戦を25ポンドに値下げしている。モウリーニョ問題などでクラブが批判にさらされる中、観客を食い止めようと必至だ。これに対しマンチェスターUはリーグ杯でさえ72000人が押し寄せるという相変わらずの人気ぶり。2クラブの実力は近年急激に縮まったが、人気面では今も圧倒的な差があるのである。