時事通信社などの報道によると、著作権者の許諾を得ずにインターネット上で流通している音楽や動画などについて、個人が私的利用を目的にダウンロードする場合も違法とする方向で著作権法を改正するよう求める報告書案を、文化審議会の小委員会が本日了承したそうです。

これによりファイル交換ソフト「Winny」や、違法「着うた」配信サイトなどでファイルをダウンロードすることなどが違法になるとのこと。

詳細は以下の通り。
時事ドットコム:違法「着うた」個人利用もだめ=著作権法改正求める−文化審小委

この記事によると、文化審議会の小委員会は本日、著作権者の許諾を得ずにインターネット上で流通している音楽や動画などについて、個人が私的利用を目的にダウンロードする場合も違法とする方向で著作権法を改正するよう求める報告書案を大筋で了承したそうです。

なお、この報告書案を元に法改正されると「Winny」などのファイル交換ソフトで映画や音楽を入手したり、携帯電話の「着うた」を違法配信するサイトからダウンロードしたりする行為は違法となりますが、罰則規定は設けず、適用も違法サイトと知って行った場合などに限定する方針とのこと。これにより文化庁はネット上での違法コンテンツの横行に歯止めを掛けたい考えだとしています。

「ダウンロード巡り著者権分科会が報告」 News i - TBSの動画ニュースサイト

また、こちらの記事によると、日本レコード協会など著作権団体が、個人が無償でダウンロードすることに歯止めをかけるよう強く求めた一方で、個人の行為まで違法とするのは行き過ぎだという反対意見も盛り込まれたようです。最終報告は来年1月をめどにまとめられ、そこから著作権法の改正作業に入るとのこと。

違法化されることで、YouTubeやニコニコ動画などの動画配信サービスで配信されている著作権者の許可を得ていない動画などを視聴することにも影響が出てくるのでしょうか。

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