スーパーカーの魅力
ランボルギーニ・イオタ、ロータス・ヨーロッパ、トヨタ2000GT、フェラーリ308GT/4レインボー……かつてこれらの名車の模型や消しゴムを集めていたエンジニアも多いはずだ。今回はスーパーカーとエンジニアのかかわりを追ってみたい。

座談会テーマ:スーパーカーはエンジニアにどのような影響を与えたか?
今回の座談会では、子供のころ、スーパーカーに憧れたエンジニア2人をお招きし、スーパーカーの思い出を語っていただいた

■スーパーカーとは?
高級スポーツカーの1ジャンル。一般的な乗用車に比べ、特徴的なデザインをしており、技術の粋を集めた高性能で高出力な車を指すことが多い。レーシングカー並みの高速が出るといったメーカーの最新技術が注がれるだけでなく、時代を先取りした未来的なデザインをしたものがスーパーカーと呼称される傾向にある。

Q:まずはスーパーカーとの出会いについて教えてください。加藤: 日本にスーパーカーが入ってきたのをテレビで見たのがきっかけで、スーパーカーの中ではフェラーリ365GT/4BB(※1)がいちばん好きですね。デザインがきれいで、排気量のわりにハイパワーで、とにかく加速がすごいのが魅力です。

長田: 小さいころから車は好きだったのですが、マンガがきっかけですね。『サーキットの狼』(※2)ではまりました。エンジンは弱いんだけど、コーナリングがよくて勝つというロータス・ヨーロッパ(※3)に惹かれましたね。

加藤: 当時、『サーキットの狼』は周りで知らない人はいなかったですよね。ありとあらゆる車が出てきて、チューニングはなく腕で競い、非力な車が勝っていくのがよかった。

長田: 実車が出てくるんで、それで車の名前を覚えました。パーツなんかも『サーキットの狼』で覚えましたね。
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フェラーリ365GT/4BB(※1)
1971年のトリノ・ショーで発表されたデイトナの後継モデル。4.4l12気筒。ランボルギーニ・カウンタックに対抗して作られた車で、カウンタックより最高速度が少し速いといわれている。2005年には『The Engine:Ferrari 365GT/4BB』という本も発売されている。

『サーキットの狼』(※2)
1975年1月〜1979年6月まで『週刊少年ジャンプ』で連載された池沢さとしのマンガ。ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニといった多数の実車が登場し、主人公・風吹裕矢もロータス・ヨーロッパを操る。公道で走り屋をし、さらにはF1ドライバーにまで上りつめた。

ロータス・ヨーロッパ(※3)
1966年にロータスが発売したミッドシップエンジンのロードカー。シリーズ1、2、ツインカム、スペシャルがある。グラスファイバーを使用しているためボディーが軽く、当時、富裕層にしか手にすることのできなかったミッドシップ型の車を庶民にも、ということで、さまざまなコストカットがなされた。
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Q:スーパーカー好きが趣味としてどのように発展していきましたか?

加藤: スナック菓子を買ったりしましたね。コーラのふたの裏にあったものを集めたり。消しゴムも人気で、男子はもちろん、女の子でも持っている子がいました。スーパーカーの消しゴムが出るガチャガチャがあったんですよ。数百個は持っていましたね。

長田: うちも箱いっぱいに消しゴムがありました。友達と交換して種類をそろえました。イオタ(※4)が人気でしたが、実車が少ないものはガチャガチャにも少なかったんですよ。

加藤: あと消しゴムでいうと机の上で、ボールペンでスーパーカー消しゴムを弾いて、机の上から相手の車を落とせたら、相手の車をもらえるという遊びがありましたね。

長田: あれには貴重なものは出さなかったんです(笑)。戦闘要員用として、3、4台ダブったものを使っていました。

加藤: 当時20、30円だったスナック菓子にカードが付いていましたね。ピニンファリーナ(※5)デザインのフェラーリのレインボー(※6)のレアカードが欲しくてたくさん買いました。

長田: 自分は仮面ライダースナックのころから買っていて、同じ流れでスーパーカーのものも買いました。消しゴムと同じく友達と交換をして、種類を埋めていくのが楽しみでした。その後は、展示会に行ったり、プラモを作ったり、ラジコンを買ったりしましたね。ランチャ(※7)とかロータス・ヨーロッパのプラモデルを「風吹」風にアレンジしたりしてました(笑)。

加藤: 後はミニカーを集めだしたり、その後、それより大きな2000円台のものを集めだして、イオタを買ってもらいましたね。
 ラジコンは、タミヤのモーターにCRCをかけて回転をよくしたり、3倍の強さのあるブラックモーターを使って改造をしたりしました。
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イオタ(※4)
幻のスーパーカーと呼ばれた車。ランボルギーニのテストドライバーであるボブ・ウォレスが生みの親で、最初はミウラをベースにして、何度も改良をし、軽量化などが施されたが、その後、イオタは炎上したため実車は残っていない。ミウラSVを元にレプリカが何台か作られ、ウイングなどを装着したSVRという車もあり、これが「日本人が思っているイオタ」であるといわれている。

ピニンファリーナ(※5)
Pininfarina。フェラーリなどの自動車デザインを担当するイタリアの企業で、車だけでなく、時計や船舶などのデザインも行っている。2006年冬季トリノオリンピックでもカウントダウンの時計のデザインなどを担当した。スーパーカーブーム時代のデザイン会社、デザイナーの名は多く知れ渡っており、カウンタックのデザイナーであるマルチェロ・ガンディーニなども有名でファンも多い。

フェラーリのレインボー(※6)
フェラーリのコンセプトモデルカ―。イタリアトリノの自動車デザイン製造メーカー・ベルトーネのデザイン。フェラーリ308をベースにしているが、シャープで直線的なシルエットをもつ車。

ランチャ(※7)
イタリアトリノの自動車製造メーカー。現在フィアットの傘下にある。ランチア・ストラトスは人気のスーパーカーのひとつで、抜群の回頭性からコーナリングスピードが素晴らしく、人気を呼んだ。ラリー仕様はさらに人気がある。
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Q:スーパーカーの実車に触れたのはいつごろですか?

加藤: 展覧会が最初です。CMで展覧会をやるのを知って、親に連れて行ってと頼んで。車からかなり離れていたところでしか見られなかったのですが、見慣れている車とは別物でした。特に印象に残っているのは、アルピーヌルノーA310(※8)です。四角いランプがフラットにずらっと並んだデザインには衝撃でしたね。

長田: 同じく自分も晴海の展示会に行きました。人を見ているのか車を見ているのかってくらい込んでいたのですが(笑)。ランチアのラリーカーを見たのですが、緑と赤のラインが入ってなおかつ、ライトが至るところに取り付けられているのには、びっくりしました。

加藤: ポルシェやフェラーリも本物はぜんぜん違いましたね。あんな太いタイヤは初めて見ました。
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アルピーヌルノーA310(※8)
1971年にジュネーブで発表されたA110の後継車。アルピーヌはフランスの自動車メーカーで、ルノーに買収され、ルノーのモータースポーツ部門となった。そのため、ルノーアルピーヌA310が正式。6灯ライトが特徴。
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Q:スーパーカーの条件や魅力はどこにあるのでしょう?
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