◆第8試合ミドル級/5分3R ライアン・マクギヴェーン vs ファービオ・レオポルド

メインイベント同様、昨年9月に対戦している両雄。このときはレオポルドが、マクギヴェーンをヒザ十字で下している。今回、雪辱に燃えるマクギヴェーンは徹底的にスタンド戦にこだわった。距離をとって、踏み込んでのストレートに打ち合う気概を見せた分だけ顔面にパンチを受けたレオポルド。それでも絶妙のタイミングで両足タックル、片足をタックルを仕掛けたレオポルドだったが、マクギヴェーンはこれを完全にシャットアウトし、打撃を打ち込んでいく。最後はアッパーカットでレオポルドが崩れ落ち、勝負がついた。

ヘンゾ曰く「最も美しいテクニックを持つ」柔術家は、打撃という永遠の課題をクリアできずに完敗を喫し、優勝したチームで一人顔を曇らせていた。これでシルバーバックスはスコアを2−2のタイとした。

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