ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

[PR]開業費用ゼロ。アフラックで独立

[CNET Japan] 欧州第一審裁、MSの申し立てを棄却--独禁法違反問題

2007年09月18日10時44分 / 提供:CNET Japan

CNET Japan

 欧州第一審裁判所は現地時間9月17日、欧州委員会(EC)が提議していた独占禁止法違反に関する問題において、3つの主要な部分に対するMicrosoftの申し立てを棄却した。これにより、同社は大きな敗北を喫することとなった。

 2004年3月に始まった注目の同問題に対し、ルクセンブルグを拠点とする同裁判所は、Microsoftが市場における自社の独占的な地位を濫用しているというECの主張を認めた。

 判決の主旨は以下のとおりである。

 相互運用性について。同裁判所は、Microsoftは技術的仕様の一部であるプロトコルを競合他社に開示しないことにより、競争を阻止しているというECの主張を認めた。また同裁判所は、Microsoftにソースコードではなくシステムプロトコルのみを公開してほしいというECの要請も認めた。結局のところ、誰もがMicrosoft「のよう」になりたいわけではないのだ。

 欧州第一審裁判所は判決の中で、「裁判所は、ECが要求するレベルの相互運用性では、現実的には競合するワークグループサーバOSがすべての面において『Windows』システムと同じように機能できるようになり、つまり、Microsoftの競合相手が同社製品のコピーまたは同一物を製造することが可能になってしまうというMicrosoftの主張を棄却した」と述べた。

 さらに同判決では、「同裁判所は、Microsoftの競合企業らによるワークグループサーバOSが市場において現実的に利用されるためには、Windows OSと平等な条件でWindowsのドメインアーキテクチャと相互運用可能でなければならないとするECの主張は正しいと判断する。このような相互運用性を提供しないとすれば、市場におけるMicrosoftの競争力が強化され、競争が排除されてしまう恐れがある」としている。

 パッケージ化について。同裁判所は、MicrosoftはWindows OSと「Windows Media Player」という2製品をパッケージ化することにより、他社との競争を排除しているとするECの決定を認めた。

 「裁判所は、パッケージ化の濫用であるとECが判断した根拠は正しく、EC法に準拠しているとみなす」(同裁判所判決)

 ECの決定は、4つの要因を根拠としている。それらを裁判所での用語で示すと次のようになる。つまり、抱き合わせをする製品(今回のケースではWindow OS)の市場において対象企業が独占的地位を有すること、抱き合わせをする製品とそれに抱き合わせされる製品(Media Player)が2つの別個の製品であること、抱き合わせをする製品を購入する消費者には、抱き合わせされる製品を購入するかどうかの選択肢が与えられていないこと、その行為により競争が排除されていること、の4つである。

 判決では、「これらの要因のそれぞれに関し、裁判所はECの決定の根拠として十分であると判断する」としている。

 罰金について。ECが2004年3月に科した制裁の一部であった4億9700万ユーロ(6億1300万ドル)という莫大な罰金はどうなるのだろうか?

 Microsoftはこの罰金を支払わなければならない。

 裁判所は、「独占禁止法違反の重要性と期間に関するECの査定に誤りはなく、罰金額の設定にも誤りはないと判断する。独占的な地位の濫用が裁判所で認められたため、罰金の金額である4億9700万ユーロに変更はない」とした。

 Microsoftは、今回の判決に対し、欧州裁判所に控訴することができる。しかし控訴は、法律判断に関するものに限られている。

 さて、これからどうなるのだろうか?

アップデート:

 Microsoftはまだ欧州裁判所に控訴するか否かを発表する段階にないが、同社がこれから必ず実施することの1つは、今回の判決全体を入念に調べることである。

12
関連ワード:
Windows  マイクロソフト  ケージフォース  ユーロ  サーバ  
Ads by Google
コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

関連ニュース:Windows

ITアクセスランキング

注目の情報
過払い金返還の無料弁護士相談!
消費者金融に払い過ぎた利息が取り返せる可能性があります
完済後もOK。返済中であれば取り立てを止めることができます
借金215万円がゼロになり、368万円戻ってきた事例も!!


弁護士相談24時間受付中

ヘッドライン

アストラムライン車両内でデジタルサイネージの実証実験が開始 アストラムライン車両内...
 凸版印刷は11月9日、高速鉄道「アストラムライン」の車両内でデジタルサイネージ(電子看板)の実証実験を11月8日から13日まで実施すると発表した。

写真ニュース

アストラムライン車両内でデジタルサイネージの実証実験が開始 「新たな日本版ERPを」、SuperStream新製品が登場 富士通、非定型業務も含めてBPM実践を支援 Cisco、新WebメールサービスとUCポートフォリオの拡充を発表
東京ガスと熊谷市、建物間で太陽熱エネルギーを融通する省CO2推進モデル事業を実施  ウェブ解析からビジネスを成長させる エコシステムを作るには? デジタルハリウッド学校長・杉山知之の人気講義「デジタルメディア概論」を一般公開 〜この先登場するメディア、必要となるスキルを解説〜 携帯でプリクラできる「ケータイプリ放題」
この3年間に旅行した人としない人では何が違うのか? 「クラウドに100%コミットしている」――MicrosoftバルマーCEO 来日語録 JokerWorks LLC、ネット上で操作するラジコン専用サーバー Android 2.0携帯「DROID」発売――深夜発売店には行列も

特集

ケータイでニュースを見る
QRコード 行きの電車、帰りの電車で
livedoorニュースを読もう!
ケータイにメールを送る
livedoor サービス: