携帯をのぞき見

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皆さんは、恋人のことをどれだけ信用していますか? 完全に信用していると思っていても、いつもと違う雰囲気だと「もしかしたら浮気しているのかしら……」と不審に思ってしまうのが人間のサガですよね。悪いことだと分かっていながらも、相手の持ち物をついついチェックしたことはありませんか?

恋人のケータイを相手がお風呂に入っている間にチェックした経験がある人は、かなり多いといわれています。でも、恋人といっても他人のケータイをチェックするのは法律的にはOKなのか気になるところですよね。

「これって法律的にOKなの? NGなの?」と疑問に思うようなことを、法律に精通しているM先生に尋ねてみました。

Case.1 恋人のケータイを黙って盗み見る
実際に見たことがある人も、見られたことがある人も多いのではないでしょうか。でもこれって法律的にOKなの? NGなの?

Answer
OK。刑事上は犯罪にはなりません。民事でプライバシー侵害により損害賠償の成立の余地がありますが、実際にはほとんど認められないと思っていただいて結構です。


Case.2 恋人のケータイメールや電話番号を勝手に消す
ここまでする人は、あまりいないのでは……と思いますよね。でもこのようなことは少なくはないんです。実際に被害に会った人も結構いるようです。でも、見るだけでなく消すまでしちゃったら罪に問われそうな気もしますが、どうなのでしょう?

Answer
OK。ケータイのデータを消す限りでは刑事事件にはならないと思われます。民事上の責任は、そのケータイが仕事上使っているもので、仕事上大事なデータだということを消した人間が認識していれば不法行為が成立する余地があります。


Case.3 恋人のケータイを壊す
これはほとんどないのではないでしょうか。でも気性が荒い恋人なら可能性はゼロとはいえません。これは素人考えでも、器物損壊罪のような気もしますがどうなのでしょう。

Answer
NG。器物損壊罪にあたる可能性があります。器物損壊罪は親告罪にあたる罪なので、ケータイの所有者である恋人が告訴する必要があります。ですが、現実には警察もまじめには取り扱ってくれないような気もします。形式的に取り調べは行われると思いますが、起訴までは行かないと思われます。


Case.4 恋人のパソコンのチャットログを黙って盗み見る
ケータイなら持ち歩きができますが、チャットログってけっこう盲点ですよね。そこまでチェックしないだろうと思ってケータイよりもガードが弱くなっているのではないでしょうか。

Answer
NG。ネットを通じて、利用権限のない他人のパソコンにその他人のID・パスワードでアクセスすることで不正アクセス禁止法(不正アクセス行為の禁止等に関する法律)に抵触する恐れがあります。刑事で罰せられる可能性があります。ですが、不正アクセス禁止法違反が成立するのには、他人のIDで勝手にログインしたという事実が必要です。ですから、たまたま恋人が電源を落とし忘れていたパソコンの画面に偶然メール画面が開かれていて見てしまったときは、この場合に当てはまりません。


なかなか難しいものですね。結論をいうと、Case1〜2は刑事事件の範疇ではOKで、Case3〜4は場合によりNGになりやすいといったところでしょうか。できることであれば、上記の行動はとらないで、不審に思っていてもそういう行動をとらないよう信頼関係を築いていきたいものですよね。

※ケースまたは法律の専門家によって見解が異なりますので、当記事の内容に関してはご自分の責任において判断してください。
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