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バルセロナに帰還のボージャン「U-17W杯は僕の成長を助けてくれた」

 9日まで韓国で開催されていたU-17ワールドカップにスペイン代表として参加していたバルセロナ期待の星ボージャン・ケルキックが40日間に渡る同代表合宿を終え、バルセロナに戻った。PK戦の末ナイジェリアに破れ、準優勝となったスペインだが、メディア投票による最優秀選手賞でボージャンは第3位となり、ブロンズボール賞を受賞。準決勝でのレッドカード2枚で退場処分となり、決勝という晴れの舞台に立つことはできなかったが、ボージャンの活躍は一際輝き、大きな注目を集めていた。

「素晴らしい大会だったし、決勝ではPK戦の末、負けてしまったけれど、僕らは高いレベルにあったんだ。僕らのやったことを誇りに感じなきゃね。決勝戦では良いプレーをしたし、PKは残念だったけど、それはクジみたいなものだからね」。

 U-17ワールドカップをそう振り返ったボージャンは、同大会は自身の成長を助けてくれたともキッパリ。決勝戦に出場できなかった悔しさも含め、全ての経験は彼の成長の糧となったはず。

 大会中もインターネットや父親との電話でバルサの情報をチェックしていたというボージャン。13日からは早くもチーム練習に合流する予定で、早く練習をしたくてたまらない様子を見せている。

「みんなと練習したいし、できるだけ早くプレーしたい。それにもっとうまくなりたい。練習したくてたまらないんだ。それはいつもと変わらないし、それからプレーを楽しむことだ。一歩一歩、少しずつ進んでいきたいし、チャンスはきっとやってくる。そのチャンスを活かしていきたいね」。

 過熱気味の周囲の期待度とは逆に、17歳とは思えない冷静さを持つボージャン。一足早く公式戦デビューを飾ったジオバニ・ドス・サントスについても「トップチームでプレーする彼を見て、すごくうらやましく感じたよ(笑)。彼は手を抜かない偉大な選手だと思う。僕らにとっても大きな励みになるね」とエールを送るボージャンだが、「次は僕の番だ」という想いを胸に秘めているに違いない。

 チームのエース、サミュエル・エトーの長期離脱はボージャンへのチャンスとなる可能性は十分にあり、ボージャンとドス・サントスの成長ぶりはライカールト監督にとってうれしくもあり、新たな悩みの種ともなった。一回り大きく成長したボージャンがリーガでデビューする日もそう遠くないだろう。

(スペイン通信)

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