【イ毛メン通信】オヤジになりたくない・・・と必死の抵抗(第1話)
2007年09月17日10時30分 / 提供:イ毛メン通信
「ム、ムフフゥ〜」。
最近は、スーツのズボンを着るときには息を大きく吸い込み、無理やりウエストのボタンを留めるようにしている。このストーリーの主人公であるボクこと、”イ毛メン”は33歳。20代の頃は、何を食べても太ることはなかったのに、最近めっきりお腹が目立つようになってきた。しかも薄くなりつつある頭髪も気になる。30代前半にしてオヤジ街道まっしぐらじゃないか。
ダイエットしなくてはと頭ではわかっているが、そもそも減量なんてしたことがない。いわゆるダイエット系のサプリメントを朝食代わりに流しこんで、急いで駅へと向かうと、「キュー、グルグル」とおなかから情けない音が聞こえてきた。
しかしボクは会社に行くと俄然、元気が出てくる。それは別段、仕事が好きだからというわけではなく、社内のマドンナ、エビ子ちゃんのおかげである。元ミスキャンパスという彼女だが、決して自分の美貌を鼻にかけたりしない。誰に対しても気さくに対応してくれる性格美人だ。
ボクもそんな彼女の大ファン。事務的な処理を総務部にお願いするときは、いつもエビ子ちゃんに頼んでいる。
「いつも無理を言ってごめんね! 今度おごるからさ」というのはボクの決まり文句なのだが、じつは9割以上本気。彼女はニッコリと微笑むだけで、かわされてしまうのが悲しいところなのだが。
それから3日後。ボクはシステム調整のため、バリモテ先輩と得意先の会社へと向かった。初めて顔を合わせる得意先の社員には、大抵バリモテ先輩よりボクが上に見られることが多いと説明すると、「ひゃー!」と驚き、「ちなみにボクは33歳です」と言うと、申し訳なさそうな表情で「あららー」と言われてしまった。ふん!どういうことだ!
むしゃくしゃしながらも、社に戻りキーボードを叩いていると、細かい英字がクラゲのようにゆらいできた。あれ?と思うまもなく、目の前は真っ暗。ボクはズルズルと椅子から滑り落ちてしまった。
「体、大丈夫か。オマエ、軽い貧血らしいぞ」と、仕事を終えたバリモテ先輩が医務室にやってきた。
「じつはダイエットのために、食事代わりにサプリメントを飲んでいまして…」
「ばかだなぁ。サプリメントもいいけれど、それは規則正しい食事をしてから飲むってのが前提なんだよ。」
いわく「食べる量を減らせば痩せられるかもしれないけれど、その分、身体に必要な栄養が十分に届かなくなることもある。そうすれば、髪にだって栄養がいかない。無茶なダイエットこそ、オヤジ化を招きかねないんだぞ。かと言って、肥満になると生活習慣病につながり、血流も悪くなってしまう。これまた毛髪にはよくないんだ」
先輩の髪は黒々としている。その端正な姿の裏には、健康的な食生活が隠されているのかもしれない。明日からはちゃんと栄養バランスのとれた食事をしよう・・・
■関連リンク
髪にやさしいコラム「健康にいい食生活 その1」
髪にまつわるエトセトラ「ダイエットは抜け毛を促進する?」
イ毛メン通信記事一覧
<イ毛メン通信とは>
この物語の主人公は33歳の薄毛に悩み、お腹が最近出てきたイ毛メンくん。社内のアイドル・エビ子に片思い中だ。彼女のハートを射止めるために、イケてる大人の男に生まれ変わろうとする笑いあり・涙あり?の奮闘記。彼の外見の変化、気になる恋の行方はいかに?
<登場人物>
イ毛メンくん 33歳
海川商事のSE 趣味はお酒を飲むこと。彼女いない歴5年。最近お腹も出てきて、抜け毛がひどくなってきたことが悩み。3カ月くらい前から総務のエビ子のことが気になっているが、自信がなくて声がかけられない。山梨県出身。
バリモテ先輩 35歳
独身、女性社員の憧れの的でイ毛メンくんの上司。仕事ができると社内外で評判。髪の毛はフサフサで、引き締まった体をしている。毎晩いろいろな女性とデートをしているせいか残業は一切しない。大阪府出身。
エビ子 25歳
総務部 入社3年目。明るい笑顔がカワイイと社内の人気者。趣味は料理で料理教室に通っている。東京都出身。
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最近は、スーツのズボンを着るときには息を大きく吸い込み、無理やりウエストのボタンを留めるようにしている。このストーリーの主人公であるボクこと、”イ毛メン”は33歳。20代の頃は、何を食べても太ることはなかったのに、最近めっきりお腹が目立つようになってきた。しかも薄くなりつつある頭髪も気になる。30代前半にしてオヤジ街道まっしぐらじゃないか。
ダイエットしなくてはと頭ではわかっているが、そもそも減量なんてしたことがない。いわゆるダイエット系のサプリメントを朝食代わりに流しこんで、急いで駅へと向かうと、「キュー、グルグル」とおなかから情けない音が聞こえてきた。
しかしボクは会社に行くと俄然、元気が出てくる。それは別段、仕事が好きだからというわけではなく、社内のマドンナ、エビ子ちゃんのおかげである。元ミスキャンパスという彼女だが、決して自分の美貌を鼻にかけたりしない。誰に対しても気さくに対応してくれる性格美人だ。
ボクもそんな彼女の大ファン。事務的な処理を総務部にお願いするときは、いつもエビ子ちゃんに頼んでいる。
「いつも無理を言ってごめんね! 今度おごるからさ」というのはボクの決まり文句なのだが、じつは9割以上本気。彼女はニッコリと微笑むだけで、かわされてしまうのが悲しいところなのだが。
それから3日後。ボクはシステム調整のため、バリモテ先輩と得意先の会社へと向かった。初めて顔を合わせる得意先の社員には、大抵バリモテ先輩よりボクが上に見られることが多いと説明すると、「ひゃー!」と驚き、「ちなみにボクは33歳です」と言うと、申し訳なさそうな表情で「あららー」と言われてしまった。ふん!どういうことだ!
むしゃくしゃしながらも、社に戻りキーボードを叩いていると、細かい英字がクラゲのようにゆらいできた。あれ?と思うまもなく、目の前は真っ暗。ボクはズルズルと椅子から滑り落ちてしまった。
「体、大丈夫か。オマエ、軽い貧血らしいぞ」と、仕事を終えたバリモテ先輩が医務室にやってきた。
「じつはダイエットのために、食事代わりにサプリメントを飲んでいまして…」
「ばかだなぁ。サプリメントもいいけれど、それは規則正しい食事をしてから飲むってのが前提なんだよ。」
いわく「食べる量を減らせば痩せられるかもしれないけれど、その分、身体に必要な栄養が十分に届かなくなることもある。そうすれば、髪にだって栄養がいかない。無茶なダイエットこそ、オヤジ化を招きかねないんだぞ。かと言って、肥満になると生活習慣病につながり、血流も悪くなってしまう。これまた毛髪にはよくないんだ」
先輩の髪は黒々としている。その端正な姿の裏には、健康的な食生活が隠されているのかもしれない。明日からはちゃんと栄養バランスのとれた食事をしよう・・・
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髪にまつわるエトセトラ「ダイエットは抜け毛を促進する?」
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この物語の主人公は33歳の薄毛に悩み、お腹が最近出てきたイ毛メンくん。社内のアイドル・エビ子に片思い中だ。彼女のハートを射止めるために、イケてる大人の男に生まれ変わろうとする笑いあり・涙あり?の奮闘記。彼の外見の変化、気になる恋の行方はいかに?
<登場人物>
イ毛メンくん 33歳
海川商事のSE 趣味はお酒を飲むこと。彼女いない歴5年。最近お腹も出てきて、抜け毛がひどくなってきたことが悩み。3カ月くらい前から総務のエビ子のことが気になっているが、自信がなくて声がかけられない。山梨県出身。
バリモテ先輩 35歳
独身、女性社員の憧れの的でイ毛メンくんの上司。仕事ができると社内外で評判。髪の毛はフサフサで、引き締まった体をしている。毎晩いろいろな女性とデートをしているせいか残業は一切しない。大阪府出身。
エビ子 25歳
総務部 入社3年目。明るい笑顔がカワイイと社内の人気者。趣味は料理で料理教室に通っている。東京都出身。
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