【トレビアン】殺される夢と死ぬ夢の真相を語る

前回は、 「恋人に関する死の夢」についてお届けしました。「恋人に殺されちゃうのは、愛されている証拠」、「恋人の葬式は、結婚式」って意外に感じちゃいますよね。独女からすると、ぜがひでも恋人の葬式の夢を見たい!!　といったところでしょうか。

恋人の死の夢はもちろん気になるものですが、自分自身が殺されてしまう夢も気になります。気が滅入ってるときであれば、「俺なんてまわりに必要とされてない人間なのかなぁ……」と不安に感じる人も多いはず！　自分が殺される夢が意味することとは？　夢占いでお馴染みの秋月さやか先生に聞いてきました。

●CASE.1　殺されてしまう夢をみました。誰かに恨まれているのでしょうか？

誰に、どのように殺されるかという細部がわからないので、はっきりとはお答えしかねます。が、もしも見知らぬ相手に殺されてしまったというような夢であれば、たぶん自分はこの世には必要ないのではないか、というコンプレックスのあらわれでしょう。この夢のなかで「殺される」といっているのは、自分自身の存在が抹殺されることへの恐れではないかと思われます。今のあなたの立場をもう一度、見直してみてください。もしかしたら転職などによって、より自分の存在を実感できる環境に身を置くことで再生できるかも知れません。自分が殺されるのは自分自身への不安の表れ……。なんとなく納得できるような気が。

●CASE.2　親が病気で亡くなる夢を見ました。現在は、いたって健康なのですが……。健康診断とかを進めたほうがいいのでしょうか。

親が死ぬ夢は、逆に親が長生きする大変めでたい夢といわれています。東洋では吉夢の部類に入ります。つまりあなたは完全に自立し、「いつ親が死んでも大丈夫、もう親の庇護は必要なくなったよ」ということを意味しているのです。なお、病気で亡くなるということは、夢のなかで看病が必要になっているということです。誰かが病人としてあらわれる夢は、その人に対し心身のケアをしてあげる必要があるということのあらわれなのです。たまには親孝行でもしてあげてはいかがでしょうか？

親が死ぬ夢が、自立の第一歩。いい夢と思っていても、あまり親が死ぬ夢なんて見たくないのが子どもの心情ですよね。次回は新しいテーマで、夢の解釈を広めていけたらと思います。
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協力：秋月　さやか
占術研究家。占星術関連の執筆の他、夢占い関連の著書多数。細密夢占い事典（学研エルブックス、青春出版文庫）は20万部を越える売り上げ。最近の研究テーマは催眠による夢のコントロールと、退行催眠による過去世の記憶。近々、夢占いの3冊目の単行本発売予定。『livedoorフォーチュン』や『占い@Nifty』など、各種占いサイトに占いコンテンツを提供中。

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