4大決戦〓:“ミスターストイック”小比類巻、初代世界王者クラウスを終始圧倒し、判定勝ち

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2004年10月13日(水)代々木競技場第一体育館で行われた、K-1 WORLD MAX 2004。
世界王者対抗戦と銘打たれた今大会。注目は日本人4大スターの参戦となったが、早くも第3試合に小比類巻貴之(日本:チームドラゴン)が登場。
初代世界王者、アルバート・クラウス(オランダ:ブーリーズジム)と激突した。
前回7月のブアカーオ戦で完敗を喫し、再起を図る小比類巻にとって、「念願叶った」と公言するクラウス戦に対し、1R開始早々から、小比類巻が右のローキックを丁寧かつ正確無比にクラウスに当てていく。
対するクラウスは、左右のパンチで応戦するも、手数では小比類巻が上をいく。同ラウンドも終盤に差し掛かり、残り10秒をきったその時、小比類巻の左膝蹴りがクラウスの突進を止めると、続け様に放った、右膝蹴りが見事にクラウスの顎を打ち抜き、ダウンを奪う。

2R、クラウスも果敢に攻めへと転じるが、小比類巻も右のローキック、左右の膝蹴りを駆使し、ペースを変えさせない。3Rに入ると、クラウスもソバットを見せるが、やはりペースを変えるまでには至らず、試合終了。判定では30-28・30-28・29-28の3-0で、判定勝ちを収める。

インタビュールームでは「まだまだこれから」と、言葉少なげに激闘を振り返るも、その表情に笑みはなかった。“ミスターストイック”小比類巻にとっては、クラウスを一つのも通過点なのだろう。