5日のオリオールズ戦で、4−4の同点で迎えた九回に決勝2ランを浴びて、4敗目を喫したレッドソックス・岡島秀樹投手について、地元紙「ボストン・グローブ」紙の電子版は、翌6日、「説明するのも疲れる」の見出しで、取材に積極的に応じなかった岡島に、皮肉を交えた批判記事を掲載した。
 同記事は「報道陣がもう少し質問をしようと待っているのにも関わらず、アイシング中だった岡島の元には、トレーナーがやってきて背中の氷を取り外し始めた、と、まずは、試合後のロッカールームでメディアに対して十分な対応をしなかった岡島をチクリ。更に、「メディアと話をしたくない理由は他にもあった」とし、日本の週刊誌に、批判記事が出て以来、岡島と日本メディアとの関係は、春季キャンプ当時のような蜜月ではなくなってしまった、という第2の理由を挙げた。
 フランコナ監督は「シーズン通じて1年間、無失点でいけるはずもないだろう」と、岡島の失投をかばったが、岡島は、精神的にも肉体的にも疲労があると発言。「では、少し休めば、疲れが取れるのか?」と質問されると、肩をすくめて「それは分からない」とどっちつかずの返事をした、と報じられている。