【気になるPC】HDDレスで848g！東芝モバイルノートPCの集大成「dynabook SS RX1」
価格は、いずれもオープンプライス。
■22年に渡るモバイル技術の集大成
東芝は1985年、世界初のノートPC「T1100」を発売して以来、常にノートPC市場を牽引してきた。「dynabook SS RX1」は、同社が長年培ってきたモバイル技術の集大成ともいえるモバイルノートPCで、同社が提唱する真のモバイルノートPC"true mobility"の具現化をコンセプトに開発された。プロセッサには、高性能と省電力を実現させるインテル Core 2 Duo 低電圧版 U7500 1.06GHzを搭載し、デュアルコアによる分散処理で高速な動作が期待できる。 |  |
| 正面から見た「dynabook SS RX1」 | 背面から見た「dynabook SS RX1」 |
本機の特筆すべき点は本体の薄さだろう。光学ドライブ搭載モデルでは、大幅にスリム化した薄さ約７mmのDVDスーパーマルチドライブを採用することで厚さ19.5〜25.5mmを実現している。
携帯性に優れたノートPCは盗難の心配もあるが、「dynabook SS RX1」であればポインティングデバイス部に指紋センサーを備えることで安全性を高めている。指紋認証には偽造が困難なバイオ認証を採用し、万が一「dynabook SS RX1」を電車の中に置き忘れたとしても、第三者に情報が漏れることを防ぐことができる。
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| 薄さを追求した、DVDスーパーマルチドライブ | ポインティングデバイス部には、指紋センサーを備える |
標準的なインターフェースをすべて本体に備えている点も魅力のひとつだ。
左側面には、左から電源端子、RGB端子、USB端子、IEEE1394端子、USB端子、マイク端子、ヘッドフォン端子、音量調整ダイヤル。右側面には、左からDVDスーパーマルチドライブ、PCカードスロット、USB端子、ネットワーク端子を備える。
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| 左側面から見た「dynabook SS RX1」 | 右側面から見た「dynabook SS RX1」 |
液晶ディスプレイには、12.1型ワイド液晶搭載パソコンとしては世界初となるWXGA表示（1,280×800ピクセル）の半透過型TFTカラー液晶を搭載し、直射日光下の屋外でも見やすい画面を実現した。液晶バックライトの電源をオン／オフにすることで、利便性と省電力化を両立させている。
キーボードは、OADG109Aキータイプ準拠の全87キーで、キーピッチを19mm、キースとトークを2mm確保した。実際にキーを入力と、キーのタッチ面積が広いので、キーが押しやすく、モバイルノートPCのキーボードとしてはタッチ感も良く感じた。
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| 「dynabook SS RX1」の液晶ディスプレイ | 「dynabook SS RX1」のキーボード |
「dynabook SS RX1」は、どこにでも持ち歩ける大きさと軽さを確保しながら、仕事にも使える処理能力を備えたモバイルノートPCに仕上がっている点でモバイルユーザーに魅力の製品といえるだろう。
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■「dynabook SS RX1」製品情報
■東芝
編集部：関口哲司
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