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【独女通信】となりの「サイコ女」

2007年09月05日18時00分 / 提供:独女通信

独女通信
【独女通信】となりの「サイコ女」
以前、モラハラについて調べていたときに、紹介された本がある。タイトルは「良心をもたない人たち──25人に1人という恐怖」。サイコパスやソシオパスと呼ばれる、罪悪感が欠如した人たちのことを書いた本だ。その特徴は以下の通り。

・一見、魅力的でカリスマ性がある
・嘘をついて人をあやつる
・空涙を流して同情をひく
・追いつめられると逆ギレする
・自分にしか関心がなく、退屈しやすい
・刺激を求めて「支配ゲーム」に走る
・人に依存したがる
・チームプレイがへた
・近視眼的で世間知らず

「サイコパス」は、その言葉から連想されるような、連続殺人鬼や、凶悪犯罪者ばかりではなく、ごく自然に時には魅力的な人間として平然と社会生活を送っているとか。そんな人が「25人に1人」もいるのだろうか。そんな人に私はお目にかかったことがない。よく読むと、これはアメリカ人の数字で、東アジアでは0.2%以下となるらしい。ということは500人に1人。

「やっぱりレアケースなんだ。そうそう悪い人っていないよね・・・」そう口に出すと、周囲のから「あなたは甘い!」と反論の嵐。サイコパスとは呼んでいいかはわからないが「罪悪感がないんじゃないの?」という人間は結構いるという話だ。ここでは独女世代の「サイコ女(サイコパスっぽい女性)」体験談を4つ紹介したい。

ケース1:盗りたい女A子
A子は既婚者で、なぜかよく友人の女性と、カッコイイ男性の仲を取り持とうとする。見合いを斡旋するおばさんのよう。取り持った二人がいい雰囲気になりはじめると、これまた「若い二人でごゆっくり」のようにその場を退席。しかし、かならず隙を見て、影で男を強烈に誘惑する。「夫と別れるから」とまで涙を流し、男を落とそうとする。その男のことを本当に好きなら、友人を紹介する必要などない。彼女は「独身女性の男を奪い取る」ことが何より楽しみなのだ。

他人の男を奪いたいという願望を持つ女性は、結構いると思う。となりの芝は青いものだから。しかしA子の場合は「わざわざ他人のモノにしてから奪う」というゲームを楽しんでいる。

ケース2:勝ちたい女B子
B子はステイタスの高い職業に就くための研修生だった。同期の友人たちは、仲間であると同時にライバル。同期の友人に片思いしていると聞けば、その相手に猛烈アタック。その後、別の友人とうまく行きそうな男性にも、猛攻をかけて陥落。最後は他の女性と交際する男性をゲットするために、その彼女を傷つけまくるという非情な手段を使い、結婚にいたった。とにかく周囲の女に勝たなければ気がすまないB子。現在は警察関連のお偉いさんという立場だそう。

「他人の男を盗る」ことを目的としているA子との違いは、B子の目的が「他の女に屈辱を味あわせる」ことに重点を置いている部分といえよう。・・・・が当てはまる。「サイコ女」度はA子より低いかもしれないが、社会的地位を考えればこれはちょっと恐怖。今日もB子は犯罪者とライバルの女に鉄槌を下しているのだろう。

ケース3:優しい女C子
C子は誰にでも優しいOL。30代で中途採用になった年上の後輩にも「何でも相談してね」と声をかけていた。その後輩の悩みは職場の嫌がらせ。誰だかわからないが、自分が掃除当番の日に限って、知らない間に上司の机に掃除道具を置かれていると言う。たびたびの失態を上司に責められて涙を流す後輩を、優しく慰めるC子。しかしその数ヵ月後、後輩はこっそり洗剤を上司の机の上に置くC子を発見。問い詰めると「あんたが置いたんじゃないの。どんくさいし、年だから忘れてんのよ」と、開き直ったという。

このケースの恐いところは、自らイジメた相手に優しくできてしまう、その「面の皮の厚さ」。泣きつく後輩の頭を撫でながら、次は「どんな風に傷つけてやろうか」と考えていたかと思うと、背筋が凍る。

ケース4:君臨する嫁D子
D子は中学を卒業後アルバイトしているときに、地元の名士の長男を魅了し、偽装妊娠で結婚。嫁入り後はあらゆる手口(主に嘘をながす)で人間関係乱しながら、地方独特の「長男の嫁」の権限を行使する日々。そんなとき夫の弟が結婚。その嫁に対しても、誰も見ていないところで「みんなが感じ悪いって言ってる」「サラリーマンの家柄で大学も出ていない」となじりまくったあげく、親戚の祈祷師を使い、大勢の前で嫁を非難させた。「悪い霊を連れてきた」と除霊の名目で祈祷師が嫁の背中を殴っている現場に何食わぬ顔で登場し「どうしたの?」と親切ぶったD子。耐えかねた次男の嫁が「嘘つき」と声をあげると、とたん暴れだした。長男は離婚を求めるが、D子はキレたり泣いたりで、絶対に応じないという。

地方によっては「名士の長男の嫁」という立場は、かなり魅力的なのだろう。望みどおり金と権力を握り締めたはずなのに、非常識な行動で自らの立場を危うくしている。「自分を大事にすること」よりも「人を傷つけること」を優先してしまう悲しき性。上記特徴をすべて持ち合わせた、ある意味最強の「サイコ女」である。

取材に応じてくれた人たちは、みな口を揃えて「サイコな女の性質は、絶対に改善しない」と言う。そして平和な毎日を過ごしているつもりでも、すぐ隣には「サイコ女」が潜んでいて、知らないうちに魅了され、いつしか被害にあうのだとも。しかし話を聞くにつれ「サイコ女」たちはみな、本気で人を愛したり、友情を育んだりしていないように思えて、なんだか気の毒になってくる。そう言うとまた注意されてしまった。「あなたが同情しても、相手はそれを利用するだけなんだよ」と。(オフィスエムツー/真鍋しまこ)

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