29日に行われたチャンピオンズリーグ予選3回戦セカンドレグの試合で、セルティックがホームでスパルタク・モスクワと対戦。
 ファーストレグが1−1だったため、スコアレスドローでも勝ち抜けが決まるセルティックは、27分に中村俊輔が右サイドから入れたクロスを起点に、相手クリアミスをマクドナルドが決めて先制する。
 しかし、スパルタク・モスクワも44分にCKからパヴリチェンコが2試合連続ゴールを決めて追いつき、これで試合は振り出しに戻った。
 後半に入り、スパルタクに退場者が出て数的優位に立ったセルティックは攻勢に出るが、中村俊輔の三度のシュートはいずれもネットを揺らすことはできず。結局1−1で90分を終え、試合は延長戦へ。114分にセルティックはPKのチャンスを得たが、フェネホール・オブ・ヘッセリンクがこれをバーに当てて、スタンド全体が頭を抱える。
 CL本戦出場を懸けた戦いはついにPK戦に突入。両チーム2人目の中村俊輔とティトフが失敗するが、セルティックの5人目ジュラフスキが決めたあと、スパルタクはカリニチェンコのPKをセルティックGKボルツがセーブ。セルティックはPK戦を4−3で制し、2シーズン連続のCL出場を決めた。