今週のお役立ち情報
爆笑問題・太田光「『空気読む』って何だよ? 周りの人間に振り回されるな!
【PJ 2007年08月28日】−
24日金曜、日テレの「太田光の私が総理大臣だったら…秘書田中」内で、司会者にして「総理大臣」の太田光(42)は、以下の内容の発言をした。
「俺がネットを見ていたら、『爆笑の太田は空気読めない!』とか書いてあったんだ。俺はそう言われることはまったく気にしない。でも、『空気読めない』ってそんなに悪いことか? 今どきの小中学生は、『空気読めない奴』って周りから思われることを気にしすぎてるんじゃないか? 周りの意見なんて、ネットに何書かれてるかなんて、いちいち気にするんじゃないって!」
番組内で、小中学生の間で最近新たに問題になっているいじめの形態を紹介しているときだった。各学校の「裏サイト」なるものが存在しており、そこに特定の児童・生徒の誹謗中傷を実名入りで書き入れるという、ある意味非常に現代的で実に悪質・陰湿・陰鬱(いんうつ)・ろう劣・卑劣な手口がはこびっているという。出演者らが「これはひどい」「私たち(芸能人)もよくやられるが…」などと述べた後で、太田は自身がネットで「いじめられた」経験に関して、上記のように発言したのである。
「空気を読めない」は、「周りと協調性がない、あるいは持とうとしない」とほぼ同義語である。「読めない」子は周りの子を白けさせ、疎ましいとさえ思われ始める。次第に、みんなの仲間から外されはじめる。結果、直接対話によるコミュニケーションがなくなり、「裏サイト」で攻撃されはじめるのである。
確かに太田は「空気を読めない」行動・言動が多い。生放送中の「失言」などは何度もある。具体的には、「未成年ダルビッシュ喫煙」「あびる優万引き」「菊間アナ、未成年と飲酒」など。この3つはいずれも「笑っていいとも!」内のものであるが、すべて日曜の「増刊号」では当然ながらすべてカットされている。またそれ以外にも、主に時事ネタを扱う雑誌の連載や単行本でも、「おい、それ書いちゃっていいのかよ?」とこちらが(勝手に)焦るような、芸能界のタブーに近いような事柄を平気で文章にする。
私(PJ佐々木)は、今のような世の中だからこそ、太田のように空気を読めずに、いやあえて読もうともせずに、物事をはっきりと言い切る太田が格別に貴重な存在と考える。もちろん、人間社会である以上、他者との協調性は必要不可欠なものだ。場合によってはある程度妥協することもいい。しかし、伝わってくる限り、今どきの若者(私もまだ20代前半だが)らが友人にしたいのは、「空気が読める子」、逆に仲良くしたくない子、恋人にしたくない子というのは、「空気読めない人」だという。
私は「今どきの小中学校・児童生徒」を直接は知らないので、実態がどうかはわからないが、「いじめられる子」「いじめられやすい子」は、ほぼイコールで「空気読めない子」が多いような気がする。具体的には、みんなに話を合わせない子または話そうとしない子、話の流れを壊す子、例えば学校に漫画を持ってくるなどルール違反をした子を「注意」する学級委員タイプの子、教師にすぐ「チクる」子、学園祭や体育祭など行事で「1人だけ張り切る」子(音楽祭の指揮者など)、逆に行事にまったく参加しない子…。
そういう子は、どの学校にも学年であるいはクラスで1人2人はいる(いた)だろう。必ずとは言えないが、そういう「空気を読めない子」はたいていいじめの標的になりやすい。集団から「逸脱」するものは、何らかの制裁を受ける…。
しかし、協調性を持つことよりもっと大事なことは、自分自身をまずしっかりと持つことである。他人の目を気にするより、自分のことは自分で決め、行動する。そして自分の行動・言動に対しては、あくまで自分で責任を持つ。こうした当たり前のことが頭から否定されていく、そういう「空気」が子供だけでなく、大人の世界にもまん延している。そう感じるのは私だけではないだろう。
他者との衝突を可能な限り回避し、内面はともかく表面上はみんなで仲良くワイワイ、ニコニコ。ある意味いかにも日本的であり、誇れる部分といえなくもない。しかし、それで本当によいのだろうか。
太田自身、著書などで再三に亘り「高校時代は友達が1人もいなかった」と告白している。入学式のあとの「アピール」に失敗し、気がついたら周りの生徒はそれぞれグループに所属し、自分だけが取り残されていた、と。失礼ながら、「アピールに失敗した」時点で、空気を読めなかったということになる(いじめられはしなかったそうだが)。そしてそれは、失礼ながら形を変え現在も「続いて」いると思う。
そう、はっきり言って私も、太田は「空気を読めない男」だと強く思っている。ただし、決してけなしではない。むしろ、最大級の褒め言葉として使っているつもりだ。私は爆笑問題(というより太田個人か)の著書をほぼすべて読んでいるが、ほかのどんな名作・ベストセラーにもない痛快感・爽快(そうかい)感・優越感、そしてあまりにも濃厚でうまい毒はすべて、太田の「空気の読めなさ加減」から生まれているのだと思う。私の真意が太田本人、及び他の読者全員に伝われば幸いである。これからもどんどん「空気なんて読まずに」思ったままのことを言いまくってほしいと心底願う。
太田を批判する声は各方面からしばしば聞かれるが、その大半が顔も名前もメルアドも出さず、無責任に好き勝手なことをただ言っているだけである。冒頭、太田のことを「空気読めない」とけなした輩の行動こそが「空気を読んでいる」ということだろうか。そちらの言うことがすべて正しいのだろうか。そんなばかな。
最後に。「空気を読めない」ことで、いじめに悩んでいる小中学生に言いたい。おそらく、あなたは何も間違っていない。先生や親にいじめを相談することも、ひきょうでも何でもない。自分はもちろん、いじめる側のためにも、当然やらなくてはならないことだ。恥ずかしがらず、勇気を持って自分を出してほしい。
もしそれでも何も変わらないなら、学校など行かなくてもよい。あなたが周りに合わせて、無理にいじめを我慢してまでそんな腐りきった学校に通う必要などまったくない。勉強は、やる気さえあればはっきりいって後でどこででもできる。大切なあなた自身が周りに「つぶされ」ないようにする方が、何倍も何十倍も重要だ。友達なんかいなくてもいい。好きなこと、夢を早く見つけて、それを実現するためまい進する。耐える義務は、どこにもない。【了】
■関連情報
爆笑問題(タイタンによる公式プロフィール)
PJ佐々木隆ブログ 「ストロボは人の弱さを笑いながら照らす」
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パブリック・ジャーナリスト 佐々木 隆【 愛知県 】
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「俺がネットを見ていたら、『爆笑の太田は空気読めない!』とか書いてあったんだ。俺はそう言われることはまったく気にしない。でも、『空気読めない』ってそんなに悪いことか? 今どきの小中学生は、『空気読めない奴』って周りから思われることを気にしすぎてるんじゃないか? 周りの意見なんて、ネットに何書かれてるかなんて、いちいち気にするんじゃないって!」
番組内で、小中学生の間で最近新たに問題になっているいじめの形態を紹介しているときだった。各学校の「裏サイト」なるものが存在しており、そこに特定の児童・生徒の誹謗中傷を実名入りで書き入れるという、ある意味非常に現代的で実に悪質・陰湿・陰鬱(いんうつ)・ろう劣・卑劣な手口がはこびっているという。出演者らが「これはひどい」「私たち(芸能人)もよくやられるが…」などと述べた後で、太田は自身がネットで「いじめられた」経験に関して、上記のように発言したのである。
「空気を読めない」は、「周りと協調性がない、あるいは持とうとしない」とほぼ同義語である。「読めない」子は周りの子を白けさせ、疎ましいとさえ思われ始める。次第に、みんなの仲間から外されはじめる。結果、直接対話によるコミュニケーションがなくなり、「裏サイト」で攻撃されはじめるのである。
確かに太田は「空気を読めない」行動・言動が多い。生放送中の「失言」などは何度もある。具体的には、「未成年ダルビッシュ喫煙」「あびる優万引き」「菊間アナ、未成年と飲酒」など。この3つはいずれも「笑っていいとも!」内のものであるが、すべて日曜の「増刊号」では当然ながらすべてカットされている。またそれ以外にも、主に時事ネタを扱う雑誌の連載や単行本でも、「おい、それ書いちゃっていいのかよ?」とこちらが(勝手に)焦るような、芸能界のタブーに近いような事柄を平気で文章にする。
私(PJ佐々木)は、今のような世の中だからこそ、太田のように空気を読めずに、いやあえて読もうともせずに、物事をはっきりと言い切る太田が格別に貴重な存在と考える。もちろん、人間社会である以上、他者との協調性は必要不可欠なものだ。場合によってはある程度妥協することもいい。しかし、伝わってくる限り、今どきの若者(私もまだ20代前半だが)らが友人にしたいのは、「空気が読める子」、逆に仲良くしたくない子、恋人にしたくない子というのは、「空気読めない人」だという。
私は「今どきの小中学校・児童生徒」を直接は知らないので、実態がどうかはわからないが、「いじめられる子」「いじめられやすい子」は、ほぼイコールで「空気読めない子」が多いような気がする。具体的には、みんなに話を合わせない子または話そうとしない子、話の流れを壊す子、例えば学校に漫画を持ってくるなどルール違反をした子を「注意」する学級委員タイプの子、教師にすぐ「チクる」子、学園祭や体育祭など行事で「1人だけ張り切る」子(音楽祭の指揮者など)、逆に行事にまったく参加しない子…。
そういう子は、どの学校にも学年であるいはクラスで1人2人はいる(いた)だろう。必ずとは言えないが、そういう「空気を読めない子」はたいていいじめの標的になりやすい。集団から「逸脱」するものは、何らかの制裁を受ける…。
しかし、協調性を持つことよりもっと大事なことは、自分自身をまずしっかりと持つことである。他人の目を気にするより、自分のことは自分で決め、行動する。そして自分の行動・言動に対しては、あくまで自分で責任を持つ。こうした当たり前のことが頭から否定されていく、そういう「空気」が子供だけでなく、大人の世界にもまん延している。そう感じるのは私だけではないだろう。
他者との衝突を可能な限り回避し、内面はともかく表面上はみんなで仲良くワイワイ、ニコニコ。ある意味いかにも日本的であり、誇れる部分といえなくもない。しかし、それで本当によいのだろうか。
太田自身、著書などで再三に亘り「高校時代は友達が1人もいなかった」と告白している。入学式のあとの「アピール」に失敗し、気がついたら周りの生徒はそれぞれグループに所属し、自分だけが取り残されていた、と。失礼ながら、「アピールに失敗した」時点で、空気を読めなかったということになる(いじめられはしなかったそうだが)。そしてそれは、失礼ながら形を変え現在も「続いて」いると思う。
そう、はっきり言って私も、太田は「空気を読めない男」だと強く思っている。ただし、決してけなしではない。むしろ、最大級の褒め言葉として使っているつもりだ。私は爆笑問題(というより太田個人か)の著書をほぼすべて読んでいるが、ほかのどんな名作・ベストセラーにもない痛快感・爽快(そうかい)感・優越感、そしてあまりにも濃厚でうまい毒はすべて、太田の「空気の読めなさ加減」から生まれているのだと思う。私の真意が太田本人、及び他の読者全員に伝われば幸いである。これからもどんどん「空気なんて読まずに」思ったままのことを言いまくってほしいと心底願う。
太田を批判する声は各方面からしばしば聞かれるが、その大半が顔も名前もメルアドも出さず、無責任に好き勝手なことをただ言っているだけである。冒頭、太田のことを「空気読めない」とけなした輩の行動こそが「空気を読んでいる」ということだろうか。そちらの言うことがすべて正しいのだろうか。そんなばかな。
最後に。「空気を読めない」ことで、いじめに悩んでいる小中学生に言いたい。おそらく、あなたは何も間違っていない。先生や親にいじめを相談することも、ひきょうでも何でもない。自分はもちろん、いじめる側のためにも、当然やらなくてはならないことだ。恥ずかしがらず、勇気を持って自分を出してほしい。
もしそれでも何も変わらないなら、学校など行かなくてもよい。あなたが周りに合わせて、無理にいじめを我慢してまでそんな腐りきった学校に通う必要などまったくない。勉強は、やる気さえあればはっきりいって後でどこででもできる。大切なあなた自身が周りに「つぶされ」ないようにする方が、何倍も何十倍も重要だ。友達なんかいなくてもいい。好きなこと、夢を早く見つけて、それを実現するためまい進する。耐える義務は、どこにもない。【了】
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