画面2 [InitialKeyboardIndicators]をダブルクリック

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デスクトップPCを利用しているユーザーは、テンキーのあるフルキーボードを利用していることが多いだろう。このテンキーは数字入力をする際にかなり便利だが、[NumLock]キーがオンの状態になっていないとテンキーからの数字の入力ができない。実は、この[NumLock]キーのオン/オフの状態は、PCを起動したときに常にオンになっているとはかぎらない。起動したときに"オフの状態"になっていることがあると気付いたユーザーもいるだろう。
[NumLock]キーのオン/オフは、前回PCをシャットダウンしたときにオンだった場合は次回の起動時もオン、オフだった場合は次回の起動時もオフになるのだ。

ログオン時にパスワードを入力するように設定しているユーザーなどは、パスワードに数字が含まれる場合もあるので、オフになっているといちいち[NumLock]を押してオンにしないといけないので面倒なことにある。スムーズに入力ができるように起動時は常にオンの状態にしておきたいものだ。
今回は、Windows XPの[ようこそ]画面で、常に[NumLock]キーがオンになる方法を紹介しよう。

■知っ得 No.0005 OS起動時には常に[NumLock]がオンの状態にする

PCを終了するときに、[NumLock]がオフのまま終了してしまうと、次回のOS起動時の[ようこそ]画面でもオフの状態になってしまう。この症状を改善し、OS起動時の[ようこそ]画面では常にオンになるようにするには、レジストリの[InitialKeyboardIndicators]の値を「0」から「2」に変更する必要がある。[スタート]→[ファイル名を指定して実行]を選択し、「regedit」と入力して[OK]をクリックすると[レジストリエディタ]を起動することができる。
[レジストリエディタ]の以下の場所を表示させる。

HKEY_USERS\.Default\Control Panel\Keyboard

[ファイル名を指定して実行]を起動し、「regedit」と入力して[OK]をクリックする(画面1)。[InitialKeyboardIndicators]をダブルクリックする(画面2)。
画面1 「regedit」と入力して[OK]をクリック画面2 [InitialKeyboardIndicators]をダブルクリック
画面1 「regedit」と入力して[OK]をクリック画面2 [InitialKeyboardIndicators]をダブルクリック

[文字列の編集]が表示される。[値のデータ]を「2」に変更し[OK]ボタンをクリックする(画面3)。[×]をクリックして[レジストリエディタ]を閉じる(画面4)。
画面3 [値のデータ]を「2」に変更し、OK]をクリック画面4 [×]をクリックして[レジストリエディタ]を閉じる
画面3 [値のデータ]を「2」に変更し、OK]をクリック画面4 [×]をクリックして[レジストリエディタ]を閉じる

これで前回の終了時に[NumLock]がオフのままシャットダウン(終了)しても、次回の起動時から[ようこそ]画面まで来ると毎回[NumLock]キーがオンの状態で起動するようになる。ログオンパスワードに数字を設定している人も、即座にテンキーによる入力ができるので、操作がスムーズになるというわけだ。

なお、[レジストリエディタ]は、OSやアプリケーションなどの主要な情報が格納されているので、間違ってほかの項目も設定値を変更したり消したりしてしまうと、動作が不安定になる場合があるので、間違った箇所や数値を設定をしないように気を付けて変更を実行しよう。

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編集部:篠崎 哲(ジャムハウス)
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