◆第6試合ライト級/5分3R:ジョー・スーティブンソン vs カート・ペリグリーノ

この試合の勝者が、ステロイドチェックで陽性となっているショーン・シャーク(10月に正式決定がなされる)が剥奪されるUFC世界ライトヘビー級のベルトをBJ・ペンと争うとみられている一戦。

常に先手、先手と攻勢のジョー・スティーブンソンだが、得意のギロチンを逃げられるなど、今ひとつキレが感じられない。それでも、豪快なバックスローやトップからのヒジ攻撃と攻め手が途切れることはない。しかし、詰めに入る前にペリグリーノはテイクダウンやリバーサルを決めるなど、体勢を入れ替えていく。終盤、疲れの見えたペリグリーノは、寝技で動きが止まり、スティーブンソンのエルボーやパンチをバックコントロールの体勢が受ける。最後の最後にペリグリーノが足関節をしかけたがタイムアップ。スティーブンソンが判定勝ちを収めた。

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