クートゥアーのパンチでゴンザガの顔面は真っ赤に染まった

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8月25日(土・現地時間)、米国ネヴァダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行なわれたUFC74「Respect」。3月に3度目の世界ヘビー級王座戴冠となったランディ・クートゥアーが、ミルコ・クロコップにKO勝ちしたガブリエル・ナパォン・ゴンザガとの防衛戦に挑んだ。

 あまりにも鮮烈なミルコ戦でのKO勝ちの影響か、大会前のオッズでは不利が予想されたクートゥアーだが、蓋を開けてみれば、全く危なげない横綱相撲で防衛に成功した。
 立ち上がりのスタンドの攻防、ミルコ戦ではフィニッシュとなった右ハイと同様に、右ストレートに長足の進歩を見せていたゴンザガだったが、いきなりクートゥアーの右ストレートを受けバランスを崩す。バックを制し、テイクダウンに成功した王者は、足をフックするのでなく拳を落としていく。

 立ち上がって向かい合うことに成功したゴンザガだが、レスリングでは全く歯が立たない。ならばと距離と作り、打撃戦に持ち込むが、右ハイはクートゥアーの顔面を捉えることができない。殴られ、組みつかれ、体をコントロールされてから、また殴られる。こんな攻防を繰り返すうちにゴンザガの顔面は真っ赤に染まり、ドクターチェックが要請される。
 
 事なきを得て1Rを終了した挑戦者が、2Rに入っても44歳の王者の牙城を全く切り崩すことは出来なかった。ミルコを倒したハイキックも見切られ、いいパンチが当たってもすぐに組み付かれてしまうので、打撃を畳み掛けることが出来ない。さらにクートゥアーが特異とする首を片腕で固定したアッパーが、何度もゴンザガの顔面を捉える。

 最終ラウンド、一発逆転をかけたゴンザガの右ハイキックが顔面をかすめる。直後にクートゥアーは、体を左右に振りながらパンチを当てると、一気にテイクダウンへ。ゴンザガの体をケージに押し込めて、クーとクァーがパウンドを続けると溜まらずレフェリーが試合をストップ。抜群の当て感を誇る鉄人ランディー・クートゥアーが、ゴンザガを相手に完全勝利を挙げた。

UFC74:Respect 全試合結果


第9試合 UFC世界ヘビー級タイトルマッチ/5分5R
[王者]
○ランディー・クートゥアー
(アメリカ)
3R1分37秒
TKO
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[挑戦者]
ガブリエル・ゴンザガ×
(ブラジル)
第8試合 ウェルター級/5分3R
○ジョルジュ・サンピエール
(カナダ)
3R終了
判定
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ジョシュ・コスチェック×
(アメリカ)
第7試合 ライト級/5分3R
○ロジャー・フエルタ
(アメリカ)
3R1分50秒
TKO
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アルバート・クレーン×
(アメリカ)
第6試合 ライト級/5分3R
○ジョー・スーティブンソン
(アメリカ)
3R終了
判定
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カート・ペリグリーノ×
(アメリカ)
第5試合 ミドル級/5分3R
○パトリック・コート
(カナダ)
1R4分45秒
TKO
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ケンダール・グローブ×
(アメリカ)
第4試合 ヘビー級/5分3R
○レナート・ババル
(ブラジル)
2R3分30秒
アナコンダチョーク
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デイヴィッド・ヒース×
(アメリカ)
第3試合 ヘビー級/5分3R
○フランク・ミアー
(アメリカ)
1R1分17秒
アームロック
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アントーニ・ハードンク×(アメリカ)
第2試合 ミドル級/5分3R
○テーレス・レイチ
(ブラジル)
1R3分47秒
アームバー
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ライアン・ジャンセン×
(アメリカ)
第1試合 ライト級/5分3R
○クレイ・グイダ
(アメリカ)
3R終了
判定
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マーカス・アウレリオ×
(ブラジル)