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自衛艦の国号命名に思う。「ひゅうが」就役。

【PJ 2007年08月24日】− とうとう、ここまで復活しているようだ。防衛庁が、防衛省となり、自衛隊も「国軍」としての態様を整え始めたのであろう。自衛艦に国号の採用の次には、階級名称の復活となるのではあるまいか。一尉・二尉・三尉が、大尉・中尉・少尉である。

 旧国号は、旧日本海軍では、戦艦の名称である。「大和」「武蔵」「長門」「陸奥」「伊勢」「日向」「扶桑(日本国の美称)」「山城」が、第二次世界大戦太平洋戦域で存在した。空母「加賀」は、八八艦隊の戦艦としての建造中が、航空母艦への改装で就役したものであり、同様に大和の3番艦である「信濃」がある。八八艦隊では、「土佐」も建造中止となっている。大戦以前では、「壱岐」「丹後」「相模」「周防」「肥前」「石見」「津軽」が日露戦争による戦利艦の名称とされている。「薩摩」「安芸」「河内」「摂津」も明治末期から大正に存在した。「金剛」「霧島」「榛名」「比叡」は巡洋戦艦であるため、巡洋艦の命名基準である山の名称であった。

 「日向」「伊勢」は航空戦艦として改装され、瀬戸内海で沈没、解体された。日向は、宮崎県であり、日本神話の故郷としての高千穂の峰が存在する土地である。天孫降臨の場所とされるところだ。いま、「ひゅうが」の名称が復活するということは、日本国の意識が、明らかに変化している証拠と言えるのではないだろうか?宮崎県は、東国原知事の登場で注目の土地ではあるが、その観光戦略に、日本神話の復活があるのかも知れない。靖国神社へも駆け込み参拝をしている事実もあるのだから。また、名称は変えてはいるが、「八紘一宇の塔」も現存している。

 自衛隊は、英語読みをすれは既に否定の出来ない軍隊である。その階級が、旧呼称となり、将官の完全復活と、参謀本部・軍令部等の復活となり、軍令・軍政の分離、統帥権の確立とその軍隊として形が一挙に現出してくる可能性もこうなると、十分懸念される状態である。単純に国号名称艦の就役と喜ぶことのできないことである。

 既に、扶桑社版「新しい歴史教科書」では、「神武天皇の東征伝承」としてその神話が復活して次のように記述されているのだ。

 『天照大神の直系である神日本磐余彦尊(のちの神武天皇)は、国内を治めるにふさわしい土地を求めて、政治の場をそれまでの日向(宮崎県)の高千穂から東方の大和(奈良県)に移す決心をする。そこで、さっそく水軍を率いて瀬戸内海ぞいに東へ進んだ。(中略)こうして、尊は大和の国を平定して、畝傍山の東南にある橿原の地に立派な宮殿をつくって、初代天皇の位についた。これが大和朝廷のおこりであると伝えられている』

 現実は、すでにこのような状況にあることを、国民はしっかりと知っておくべきことである。様々な事情から、生活優先に国政は方向を表面的には転じているように感じられても、その内実においては、既に教育は変えられ、大きく国家が変わっているのである。

 「ひゅうが」がこのような形で復活してくるとは、少々迂闊であったが、「美しい国」への着実な歩みは行われていることを、決して忘れてはならない。来るべき、解散・総選挙において、国民の民意(総意)を、はっきりと示すべき時が来ていると、私は考える。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 鈴木 修司【 愛知県 】
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