台湾のメディアも生放送で大きく事故をとりあげている

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共同通信やロイター通信によると、台北発のチャイナエアライン航空機が、那覇空港で炎上しているという。詳細はまだ不明だが、155人の乗客の安否が心配される。この事故は台湾のマスコミでも大きな事故として報道され、いまどのような状況なのか台湾国民中が注目している。

通訳業を営む台湾人のOさんによると、「チャイナエアラインはサービスもいいし、価格も安い。だけど、事故が多い航空会社というイメージもあります。少しお金を出してでも、私はエバー航空に乗ります」とのこと。『ウィキペディア』にも、「事故率が異様に高く、日本乗り入れ航空会社の中では1、2位を争うほどの危険度を誇る」と書かれており、さらに確かかどうかわからないが「台湾政府の役人も、海外旅行の際は使用を避ける」と書かれている。整備に問題があったのだろうか? 今回の炎上は、整備の問題か、乗客の問題かまだわかっていない。

そもそも、チャイナエアラインを運営しているのは中国ではなく台湾の会社だ。国営事業として創業した46年もの歴史を誇る“航空会社の老舗”である。国営ゆえ質の高いサービスと低料金で人気を博してきたが、現在は民営化されている。同じく台湾の航空会社にはエバー航空もある。

とにかくいまは、多くの乗客の無事を祈るばかりだ。そして、価格よりもまずは安全を第一に考えて欲しいと強く思う。今後の続報を待ちたい。
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