「植草一秀教授は無実だ」、真相隠す大きな力(5)
2007年08月20日06時54分 / 提供:PJ
不自然な芸能人の言動、専用ブログも
(4)からのつづき。テレビやラジオでは、芸能人が植草氏を変態呼ばわりして嘲笑(ちょうしょう)する。ビートたけし、爆笑問題、テリー伊藤はその急先鋒(せんぽう)だ。テリー伊藤は民放ラジオで次回のゲストが、痴漢のえん罪をテーマにした映画『それでもボクはやってない』の周防正行(すおうまさゆき)監督であることを伝えたとき、「でもね、植草教授は違いますからね。あれは全く違う」と聞かれもしないのに念を押していたという。
この映画と植草事件を切り離そうとする工作も行われているのかもしれない。同映画の公式ホームページにブログがあるが、封切り一週間後100ほどあった書き込みのうち植草事件に言及したものは1件のみだった。
インターネット上には植草氏を攻撃するためだけのブログがある。植草氏の写真を使った「ミラーマン」の動画をアップし、メールアドレスは「uekusa」で始まる。植草氏への中傷記事だけを集めた「植草教授 痴漢で逮捕」というホームページもある。このサイトのアドレスは「uekusatikan」で始まる。支援ブログそっくりのダミーサイトまで作られ、内容をまねた悪質な日記が毎日更新されてきた。誰が何のためにこのようなことをするのだろう。
インターネットニュース『J-CAST』も支援ブログを再三攻撃している。2006年12月6日の記事「無実主張『ミラーマン』 ネットでは『手鏡に誓え』では、植草氏がネット上で「サワリーマン」と呼ばれるようになってきたと伝える。支援ブログが報道に疑問を投げ掛けていることに触れ、「しかし、ネット上では、2度目の起訴ということもあって起訴事実が正しいとする見方が大勢だ」と断じる。
1月26日には「『物証』突き付けられてもまだ『ミラーマン支援』のなぜ」と題する記事を載せている。公判で出た繊維鑑定結果を紹介し、繊維鑑定の不備を指摘する支援ブログをやゆしている。
植草氏を擁護するブログには、執拗(しつよう)な批判を書き込む人が必ず居座る。2チャンネルにも。あらゆるメディアを横断する植草氏への悪評流布は、大掛かりな組織がなければ不可能に思われる。あるサイトには、このキャンペーンに大手広告代理店が関与しているとの指摘もあった。
痴漢えん罪にちらつく権力の結束
ブログで植草氏を擁護しているある男性は、何度も警察に暴力的な職務質問を受けている。普通の痴漢事件でないことは確かだ。2003年のりそな銀行救済時に外資系ファンドが大もうけした際、大規模なインサイダー取引があった疑いを植草氏は指摘している。一部国会議員も関与した可能性を示唆している。植草事件は警察権力だけでなく、司法、立法、マスコミの4大権力が結束して真相を隠ぺいしているのかもしれない。
何一つ証拠がない中で植草氏を有罪にするのは、言論弾圧との非難を免れまい。外国追従の政策を批判する有識者の拉致・監禁ともいえる事件を放置したら、われわれの子孫は外国の奴隷のままである。構造改革を批判する学者・評論家はすでに表舞台から消えている。
公判は8月21日に弁論終結し、9月以降に判決が言い渡される予定。しかし、検察の勝訴率は99パーセントを超えている。2004年の事件では、志賀警官の証言の信ぴょう性を覆すに十分な証拠を積み上げたにもかかわらず、検察の主張が否定されることはなかった。判決は最初から決まっていたのだ。植草氏は控訴を「断念」ではなく「拒絶」したと著書で表現している。
今回の事件は電車内で植草氏がやってないことを裏付ける決定的目撃証言もあった。しかし、これまでの例を考えると理不尽なことに、公正な判決には国民世論の後押しが必要のようだ。植草教授が巻き込まれた事件がどう扱われるかは、属国恐怖社会に突入するか、独立へ向けた政策論が展開していくのかの分かれ道である。【了】
■関連情報
「植草一秀教授は無実だ」、検察が矛盾とわたしは見る
植草事件求刑で検察側が決定的事項認める
ジャーナリズムの本当の目的
植草一秀教授 著書で無実訴え、 『知られざる真実−勾留地にて−』(イプシロン出版企画)
人権侵害もへっちゃら、J−CASTニュースのモラルとは?
『知られざる真実−勾留地にて−』
(4)からのつづき。テレビやラジオでは、芸能人が植草氏を変態呼ばわりして嘲笑(ちょうしょう)する。ビートたけし、爆笑問題、テリー伊藤はその急先鋒(せんぽう)だ。テリー伊藤は民放ラジオで次回のゲストが、痴漢のえん罪をテーマにした映画『それでもボクはやってない』の周防正行(すおうまさゆき)監督であることを伝えたとき、「でもね、植草教授は違いますからね。あれは全く違う」と聞かれもしないのに念を押していたという。
この映画と植草事件を切り離そうとする工作も行われているのかもしれない。同映画の公式ホームページにブログがあるが、封切り一週間後100ほどあった書き込みのうち植草事件に言及したものは1件のみだった。
インターネット上には植草氏を攻撃するためだけのブログがある。植草氏の写真を使った「ミラーマン」の動画をアップし、メールアドレスは「uekusa」で始まる。植草氏への中傷記事だけを集めた「植草教授 痴漢で逮捕」というホームページもある。このサイトのアドレスは「uekusatikan」で始まる。支援ブログそっくりのダミーサイトまで作られ、内容をまねた悪質な日記が毎日更新されてきた。誰が何のためにこのようなことをするのだろう。
インターネットニュース『J-CAST』も支援ブログを再三攻撃している。2006年12月6日の記事「無実主張『ミラーマン』 ネットでは『手鏡に誓え』では、植草氏がネット上で「サワリーマン」と呼ばれるようになってきたと伝える。支援ブログが報道に疑問を投げ掛けていることに触れ、「しかし、ネット上では、2度目の起訴ということもあって起訴事実が正しいとする見方が大勢だ」と断じる。
1月26日には「『物証』突き付けられてもまだ『ミラーマン支援』のなぜ」と題する記事を載せている。公判で出た繊維鑑定結果を紹介し、繊維鑑定の不備を指摘する支援ブログをやゆしている。
植草氏を擁護するブログには、執拗(しつよう)な批判を書き込む人が必ず居座る。2チャンネルにも。あらゆるメディアを横断する植草氏への悪評流布は、大掛かりな組織がなければ不可能に思われる。あるサイトには、このキャンペーンに大手広告代理店が関与しているとの指摘もあった。
痴漢えん罪にちらつく権力の結束
ブログで植草氏を擁護しているある男性は、何度も警察に暴力的な職務質問を受けている。普通の痴漢事件でないことは確かだ。2003年のりそな銀行救済時に外資系ファンドが大もうけした際、大規模なインサイダー取引があった疑いを植草氏は指摘している。一部国会議員も関与した可能性を示唆している。植草事件は警察権力だけでなく、司法、立法、マスコミの4大権力が結束して真相を隠ぺいしているのかもしれない。
何一つ証拠がない中で植草氏を有罪にするのは、言論弾圧との非難を免れまい。外国追従の政策を批判する有識者の拉致・監禁ともいえる事件を放置したら、われわれの子孫は外国の奴隷のままである。構造改革を批判する学者・評論家はすでに表舞台から消えている。
公判は8月21日に弁論終結し、9月以降に判決が言い渡される予定。しかし、検察の勝訴率は99パーセントを超えている。2004年の事件では、志賀警官の証言の信ぴょう性を覆すに十分な証拠を積み上げたにもかかわらず、検察の主張が否定されることはなかった。判決は最初から決まっていたのだ。植草氏は控訴を「断念」ではなく「拒絶」したと著書で表現している。
今回の事件は電車内で植草氏がやってないことを裏付ける決定的目撃証言もあった。しかし、これまでの例を考えると理不尽なことに、公正な判決には国民世論の後押しが必要のようだ。植草教授が巻き込まれた事件がどう扱われるかは、属国恐怖社会に突入するか、独立へ向けた政策論が展開していくのかの分かれ道である。【了】
■関連情報
「植草一秀教授は無実だ」、検察が矛盾とわたしは見る
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ジャーナリズムの本当の目的
植草一秀教授 著書で無実訴え、 『知られざる真実−勾留地にて−』(イプシロン出版企画)
人権侵害もへっちゃら、J−CASTニュースのモラルとは?
『知られざる真実−勾留地にて−』
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 高橋 清隆
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