フランス代表のレイモン・ドメネク監督が16日、8月21日と22日に行なわれるスロバキアとの親善試合に向け34人のメンバーを発表した。34人は19日から2日間の合宿を経て、A代表とそれに準ずるA'代表に分けられる。

　今回のメンバーは、ソショーのGK、テディ・リシェールのみが初の選出となり、返り咲きを含めておなじみの顔触れが揃った。トレゼゲ（ユベントス）は半年ぶり、ロテン（パリ・サンジェルマン）は1年9ヶ月ぶり、GKのラメ（ボルドー）に至っては、4年半ぶりの招集となった。

　トレゼゲとメクセスは先日、イタリア・サッカーの「八百長」に言及したドメネク監督を批判したばかりだが、選から外れることはなかった。これについてドメネク監督は「選手の質と潜在力で選んだ。報道についてはすべてを信じるわけじゃない。話し合いが必要なら、プロ同士として穏やかに賢くすればいい」とメンバーの選出に私心をはさんでいないことを強調した。

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