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「人がキーになる情報摂取の仕組みを」─「Buzzurl」須藤氏インタビュー

ソーシャルブックマークサービスの元祖「del.icio.us」(デリシャス)が普及して以来、ネット上での情報収集/共有手段のひとつとして、ソーシャルブックマークサービスはあたりまえのものとなり、日本でも数多くのブックマークサービスが誕生しています。国産ブックマークサービス「Buzzurl」の生みの親、須藤氏がBuzzurl誕生の背景を語ります(この記事は「Buzzurl」に掲載中の記事を、編集部で再編集し掲載しています)。

インタビュー相手
株式会社ECナビ プログラマー須藤洋一ECナビの中でも精鋭のエンジニアがチームとなり、技術者主体で新しいサービスを考えていく取り組みのECナビラボ。そのECナビラボのリーダーであり、ソーシャルブックマークサービスBuzzurl(バザール)の開発者。

Buzzurlの特徴
――まず最初に「ソーシャルブックマーク」というサービスについて、教えてください。

 ソーシャルブックマーク(以下SBM)は、インターネット上の記事やブログにメッセージを付加した形でWeb上にブックマークし、公開、共有できるサービスです。

 Web上でブックマークを一元管理できる便利さはもちろんですが、「共有する」という点がSBMの肝ですね。その一番の利点は「効率よく良質な情報を摂取できる」ことです。まず、興味のある記事をインターネット上で目にする。これが最初の情報摂取ですよね。その記事に対する思いを、SBM上にアウトプットする。

 このアウトプットに対してコメントという形で他の人から反応がある。このコメントからも情報を摂取できます。さらに、同じ記事に反応した人は自分と趣味趣向が近いから、その人がブックマークした他の記事も、自分にとって良質な情報である可能性が高い。その記事をキーにまたアウトプットすることもできるわけです。このように、自分に適した情報を次々に摂取するサイクルが出来上がります。

 情報発信の面から言えば、例えば、メッセンジャーを使って、友達に面白かった記事を紹介したりすることがありますよね。あるいは、ブログで公開したり。SBMは、そういう行動を混ぜ合わせてシステム化したものじゃないかなと。誰かに教えたいという欲求も含め、記事に対する興味自体を、ネット上にパブリッシュできる仕組みだと思います。

――「Buzzurl」としての特徴はなんでしょうか。

 まず、ユーザー層が多様だということですね。元々、Buzzurlのユーザーには、他のSBMサービスに比べて、主婦の方など一般層のユーザーが多いです。加えて、最近ではSEOやインターネット広告など、インターネットでビジネスをされているユーザも目立ちます。ユーザー層が多様な分、ブックマークされる記事もバラエティに富んでいますね。

Buzzurl Topページ


 二つ目は、記事にコメントが書いてある率の高さです。ブックマークされている記事全体に対し、50〜60%くらいの率でしょうか。この点は、ユーザーから高い評価をいただいています。

――コメントを増やすために特別な工夫をされているんですか。

 様々な施策を講じていますが、特にユーザーインターフェイスは工夫しています。Buzzurlではブックマークされている記事のページ上でコメントを入力できるので、ユーザーはタイミングよくコメントを入力することができます。この仕様は、国内ではうちだけだと思います。それに、コメントに対する返信機能がついているのも、Buzzurlが国内唯一だと思います。

 なぜそこまで力を入れているかというと、SBMは、人への信頼がキーになるサービスだからです。他社のSBMは、すでにブログサービスやコミュニティでユーザーのキャラクターを把握できているのですが、Buzzurlの場合はBuzzurl上だけで、その人のキャラクターを読み取れるようにしてあげないといけない。それには何が一番よいのかと考えて、その人にコメントをたくさん書いてもらうことだという結論になったんです。

MarkeZine編集部 /ECナビ [著]

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