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Second Lifeの狂宴の後は?

2007年08月14日19時40分 / 提供:FPNニュースコミュニティ

FPNニュースコミュニティ
2007-8-14 7:21:00 by hara
 ユーザー不在で盛り上がっているSecond Life。日本版も開始され、取材先では「日本人のユーザーが明らかに増えていってますよ」という声を聞く。個人的にアクセスしたりもしているが、あれだけメディアに取り上げられたら、そりゃ一回はログインしてみたくなる人も多いだろう。



 世の中では、Second Lifeのアクティブユーザーがいかにいないか、これについて警笛を鳴らしている人が多いが、かたやアクティブ率が8割とうたっていたmixiもユーザー数が増えて最近ではアクティブ率についてはあまり語られる機会が減ってきている。その辺の考察はほかの方にお任せ。

 気になっているのはSecond Lifeのパブリシティ効果がいつ終焉を迎えるか、この1点だ。パブリシティ効果とは、メディアに取り上げられることによって生み出される宣伝効果。通常は、広告出稿料金と比べてパブリシティ効果を換算していく。例えば、新聞にSecond Life参入の記事が掲載されたら、

記事面積/1ページの面積 × 1ページの広告料金

という具合に記事の価値を算出する。もちろん、広告ページと編集ページでは、編集ページのほうが読者が目を通す確率は高いので、記事として取り上げられたほうが効果は高いので厳密には何かしらの係数をかけている会社もあると聞く。

 企業によるSecond Lifeの参入が相次いでいるのは、1つにこのパブリシティ効果の存在が大きい。島の購入、建物や人のプログラミング、さまざまなシカケを用意するとおおよそ参入にかかる費用は1000万円から。参入支援を手がけるトランスコスモスも「1000万円から」と明言している。つまり、現在のSecond Life参入支援企業は大企業を相手にビジネスをしており、また参入する企業も大企業が多くなる構図になっている。

 そしてSecond Lifeにかける費用は、宣伝費から賄われていることが多い。テレビCMなどにかけるプロモーション費用と比べたら、1000万円は微々たる数字。しかも、パブリシティ効果を計算すると、十分元が取れるわけだ。

 ただ、メディアはいつまでも報道しない。個人情報漏洩事件のときを思い出してほしい。メディアはこぞって個人情報を漏洩した企業を取り上げ、新聞も一面を飾っていたが、いつの間にか扱いは小さくなっている。いま個人情報を漏洩させても、さほどメディアは騒がない。しかも、個人情報漏洩は“負”の話題。メディアは基本的に負の話題で追及するのが好きな人間の集まりだが、それでもすでに沈静化しているのだ。

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