【独女通信】30代独女を結婚相手に選んだ男たちの理由
2007年08月17日18時00分 / 提供:独女通信
30代独女は一般的な条件面からいえば、結婚の対象として不利だが、逆に30代独女だからこそと、選ばれたケースもある。そんな30代独女を結婚相手に選んだ男たちにその理由を聞いてみた。
菊池さんはIT関連会社の役員をしている。大学卒業後に入社した証券会社は倒産、以後いくつか会社を転々としたが、友人と始めたIT関連会社がようやく軌道に乗ってきた。気がつくと38歳の今日までまともな恋もしていない。もちろん伴侶などいるはずもない。
「今はみんな晩婚だから、仲間もけっこう独身が多いし、あえて嫁をもらう必要性を感じていなかったんです。でも、さすがに35歳を過ぎたら、独りはキツいですね。サラリーマンのころより金回りがいいから、食事は100 パーセント外食。そのうえ、付き合いだなんだって家に帰るのは2時3時。スーツのまま玄関で寝ちゃったりしたこともずいぶんありました。それで、あ、これでは体壊すなと思い、結婚することにしたんです」。
といっても具体的にお嫁さん候補がいるわけではない。そこで会社の内外、友人関係などあらゆる関係者に結婚を宣言、お嫁さん候補の推薦をお願いした。それから間もなく、取引先の人から紹介されたのが、管理栄養士や調理師の資格を持つ則子さん(33歳)だった。「初めて彼女に会ったとき、言われたひと言がショックでした。『痩せていらっしゃるのに、ウエストが太いですね。メタボリック症候群の気がありそうですね』と。すごく頭にきましたよ。さすが若い子と違って、言うことに遠慮がないな、と」。
だが、則子さんは真剣だった。自分の結婚相手になるかもしれない、ということより、真剣に菊池さんの体のことが心配だったのだ。「最初はなんて図々しい女なんだ、と思ったんですが、何回か話しているうちに、すごく真面目で責任感が強いんだな、ということがわかったんです。人生に対する向き合い方が違うな、と(笑い)」。
ほとんどの男性は、若い女性を好む傾向がある。菊池さんも最初は、則子さんを「老けてるなー」と思ったという。自分の38歳という年齢とバランスをとるため、周囲が33歳の則子さんを紹介したのかと思い、それが面白くなかった。かといって20代前半の女性が38歳のところに嫁にくるわけもなく、まあ仕方がないかな、という気分で則子さんに会ったのだという。
「だけど実際に付き合い始めて、180度考えが変わりましたね。彼女の年齢は積み重ねたキャリアであると。若い子にはない、重みがあるということに気付き、彼女を尊敬するようになりました。それに、すごくずるい考え方かもしれないけど、33歳の彼女はある程度完成されていて、今後の人生にさほどの不安はない。社会生活を長くやっているぶん、家庭のこともしっかり任せられそうな気がしました。」。
独女世代の中から結婚相手を選ぶのは、ある意味、とても合理的な考えではないかと菊池さんは語る。若いだのきれいだの、といってもそれが有り難いのは最初のうちだけ。一生は長く、成功を目指す男の生活には、何よりも安心感のある女性が必要だ。その点、独女世代の女性なら、ある程度生活習慣も出来上がっているし、社会経験もある。“これからどう育つかわからない”苗よりは、しっかり実をつけた木を選ぶほうが楽ではないか、と菊池さんは語る。自分が楽かどうかで結婚相手を選ばれても、という気もするが……。
井上さんは36歳。井上さんの住む地方都市も嫁不足は深刻で、町を挙げてあの手この手でお嫁さんを募っているけれど、なかなかうまくいかないのが実情だった。地元の農業高校しか出ていない井上さんは“ひょっとしたら、自分は一生結婚できないかもしれない”と思い続けていた。そんなとき井上さんの前に一人の女性が、「まるで天から舞い降りてきたように」現れた。井上さんの妻やよいさんだった。やよいさんは35歳で幼稚園の保母さんだった。
菊池さんはIT関連会社の役員をしている。大学卒業後に入社した証券会社は倒産、以後いくつか会社を転々としたが、友人と始めたIT関連会社がようやく軌道に乗ってきた。気がつくと38歳の今日までまともな恋もしていない。もちろん伴侶などいるはずもない。
「今はみんな晩婚だから、仲間もけっこう独身が多いし、あえて嫁をもらう必要性を感じていなかったんです。でも、さすがに35歳を過ぎたら、独りはキツいですね。サラリーマンのころより金回りがいいから、食事は100 パーセント外食。そのうえ、付き合いだなんだって家に帰るのは2時3時。スーツのまま玄関で寝ちゃったりしたこともずいぶんありました。それで、あ、これでは体壊すなと思い、結婚することにしたんです」。
といっても具体的にお嫁さん候補がいるわけではない。そこで会社の内外、友人関係などあらゆる関係者に結婚を宣言、お嫁さん候補の推薦をお願いした。それから間もなく、取引先の人から紹介されたのが、管理栄養士や調理師の資格を持つ則子さん(33歳)だった。「初めて彼女に会ったとき、言われたひと言がショックでした。『痩せていらっしゃるのに、ウエストが太いですね。メタボリック症候群の気がありそうですね』と。すごく頭にきましたよ。さすが若い子と違って、言うことに遠慮がないな、と」。
だが、則子さんは真剣だった。自分の結婚相手になるかもしれない、ということより、真剣に菊池さんの体のことが心配だったのだ。「最初はなんて図々しい女なんだ、と思ったんですが、何回か話しているうちに、すごく真面目で責任感が強いんだな、ということがわかったんです。人生に対する向き合い方が違うな、と(笑い)」。
ほとんどの男性は、若い女性を好む傾向がある。菊池さんも最初は、則子さんを「老けてるなー」と思ったという。自分の38歳という年齢とバランスをとるため、周囲が33歳の則子さんを紹介したのかと思い、それが面白くなかった。かといって20代前半の女性が38歳のところに嫁にくるわけもなく、まあ仕方がないかな、という気分で則子さんに会ったのだという。
「だけど実際に付き合い始めて、180度考えが変わりましたね。彼女の年齢は積み重ねたキャリアであると。若い子にはない、重みがあるということに気付き、彼女を尊敬するようになりました。それに、すごくずるい考え方かもしれないけど、33歳の彼女はある程度完成されていて、今後の人生にさほどの不安はない。社会生活を長くやっているぶん、家庭のこともしっかり任せられそうな気がしました。」。
独女世代の中から結婚相手を選ぶのは、ある意味、とても合理的な考えではないかと菊池さんは語る。若いだのきれいだの、といってもそれが有り難いのは最初のうちだけ。一生は長く、成功を目指す男の生活には、何よりも安心感のある女性が必要だ。その点、独女世代の女性なら、ある程度生活習慣も出来上がっているし、社会経験もある。“これからどう育つかわからない”苗よりは、しっかり実をつけた木を選ぶほうが楽ではないか、と菊池さんは語る。自分が楽かどうかで結婚相手を選ばれても、という気もするが……。
井上さんは36歳。井上さんの住む地方都市も嫁不足は深刻で、町を挙げてあの手この手でお嫁さんを募っているけれど、なかなかうまくいかないのが実情だった。地元の農業高校しか出ていない井上さんは“ひょっとしたら、自分は一生結婚できないかもしれない”と思い続けていた。そんなとき井上さんの前に一人の女性が、「まるで天から舞い降りてきたように」現れた。井上さんの妻やよいさんだった。やよいさんは35歳で幼稚園の保母さんだった。
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