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ミランとロナウジーニョの“長編メロドラマ”が再開

ミランとロナウジーニョの“長編メロドラマ”が再開
プレシーズンでは復活を期待させるプレーを見せているロナウジーニョ
 ミランとロナウジーニョの“長編メロドラマ”が再開した。全てが忘れ去られたように思われた今、プレシーズンマッチで振るわないミランがチームに活を与える術を探し始めたのだ。それはバルセロナにとって、悩みの種が再び現れたことを意味する。

 イタリアのガゼッタ・デッロ・スポルト紙によると、火曜にはミランのガリアーニ副会長がロナウジーニョ獲得へ向けて再び動き出し、ロナウジーニョの兄であり代理人でもあるロベルト・デ・アシス氏も交渉のカードを持ち出したという。ロベルト氏は2010年まで残っているバルセロナとの契約を更新すべく交渉に乗り出したが、ラポルタ会長は契約の更新に否定的な態度をとっている。昨シーズンの低調なパフォーマンスが契約更新の足かせとなっていることもあり、ロベルト氏はミランという選択肢を視野に入れたのだ。6日にはロベルト氏とガリアーニ氏がミラノで会談を持ったとガゼッタ紙は伝えている。

 これまで伝えてきたように、ロベルト氏とガリアーニ氏の接触は今回が初めてではない。両者はとても親交が深く、更にロベルト氏が代理人を務めるオリベイラが昨季はミランでプレーしていたこともあり、ここ数ヶ月の間に何度もコンタクトを取っていた。またロベルト氏は、ロナウジーニョがバルセロナを出る際の行き先はミランが第一候補になると常に公言してきた。このような背景から、今回の両者の接触はロナウジーニョの移籍実現へ向けた作戦会議ではないかと予想されている。もしバルセロナが契約の更新を断り続ければ、状況はミラン有利に傾いていくだろう。

 しかし、ミランにとってはまた別の問題がある。近々2重国籍を取得する予定ではあるが、現状ロナウジーニョはEU外国籍の選手なのだ。もし彼が8月31日までにスペイン国籍を取得できなければ、今夏のミラン移籍は現実的に難しいと言える。それは同じブラジル人であるアレシャンドレ・パトの加入により、ミランのEU外国籍枠に空きがなくなってしまったからだ。逆に言えば、もしロナウジーニョが今月中にスペイン国籍を取得できれば、ミランは彼の獲得を試みる可能性があるということだ。バルセロナ側はロナウジーニョに関して契約の更新も放出する気もないようだが、ロベルト氏、ガリアーニ氏共に相手側の意向は考慮していないという。

 一方で、ミランのアンチェロッティ監督はロナウジーニョ獲得の可能性を否定している。「4月に加入するのなら分かるが、8月も半ばの今になって欲しいとは思わない。ミランの移籍市場?我々はアレシャンドレ・パトという素晴らしい投資を行った。彼は多くのオファーの中からミランを選んだ。それはミランというクラブがブラジル国内で認められている証拠だ。今夏の移籍市場でやるべきことは全て終わったよ」。この言葉には、同じくパトを欲しがっていたR・マドリーに対する意識があったのだろう。
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