空位のWECミドル級王座を賭けて闘ったフィリョは、ダークセンにKO勝ち!

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 8月5日(日・現地時間)、ラスベガスのハードロック・ホテル&カジノで行われたWEC(ワールド・エクストリーム・ケージファイティング)で、PRIDEで活躍したパウロ・フィリョがWEC世界ミドル級王座についた。

 ジョー・ダークセンと空位のWECミドル級王座を賭けて闘ったフィリョは、軽快にパンチ、ハイキックなど打撃を繰り出すダークセンに対し、隙を見てはテイクダウン狙っていく。ダークセン戦もケージを使い、巧みに防御を重ねていたが、フィリョは肩口に持ち上げるようにしてテイクダウンに成功。一度はパスをするものの、ガードに戻され、ダークセンのスイープ狙いを立ち上がって阻止したため、二人ともスタンドへ。ここでフィリョのパンチがダークセンの顔面を打ちぬく。ダメージのの残るダークセンが、片足タックルを仕掛けたが、これをつぶしたフィリョがパウンドを連打すると、レフェリーのビッグ・ジョン・マッカーシーが試合をストップ。フィリョが4分7秒KO勝ちで、ベルトを巻くことに成功した。「アメリカのファンの前で試合がしたく、そして勝ちたかった。僕のスタイルはリングよりケージに合っている」とコメントを残している。
 ズッファが持つ二つのMMAプロモーション、UFCとWEC。ミドル級王座はUFCがアンデウソン・シウバ、WECがフィリョと、ともにブラジリアン、タフ・メディアのマネージメントを受ける選手がベルトを保持することになった。

 当大会のメイン、WEC世界ウェルター級王者カーロス・コンディットが、ブロック・ラーソンの挑戦を受けた一戦は、1R2分21秒、腕十字で一本勝ちし初防衛に成功している。「15歳のときから8年間、柔術をやってきた。これまであまり使っていなかったけど、腕十字は大好きな技なんだ」というコンディットは、「UFC王者と統一線を行いたい。UFCウェルター級は、物凄い質と量と誇っている。MMAファンは、UFCウェルター級で誰がベストか言い合っている。すべてのファイターが、ズッファの配下にあるんだから、僕らWEC勢にもその機会を与えられた。誰が本当のトップか分かるようになるんだ」と言葉を続けた。

WEC初登場となる、フェザー級のベテラン戦士ジェフ・カーランは、ステファン・レドベターの右パンチ、そしてテイクダウン攻勢に1Rは思うように攻めることができなかったが、2Rにはスタンドの打撃、寝技でもガードからの三角絞めを見せ、試合の流れを掴む。3Rにはトップポジションから三角絞めの体勢になるなど、終始試合を支配したカーランが3−0で判定勝ちを収めた。

 王者ユライア・フェイバーが独走するWECフェザー級戦線、ベルトを巡る攻防を面白くさせる役者が揃いつつある。

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