チームメイトと笑顔で抱き合う栗原恵(中央)

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 “プリンセス・メグ”がついに目覚めた。バレーボール女子のワールドグランプリが3日、東京・有明コロシアムなどで開幕し、日本はカザフスタンにセットカウント3−0で勝利した。3年ぶりに主要国際大会に臨んだ栗原恵が、両チームでトップの19得点と大爆発。栗原は「緊張しました」と振り返るが、ジャンプサーブ、バックアタックが冴え、それを感じさせない活躍ぶりだった。

 柳本晶一監督は、栗原について「合宿から、このぐらいの活躍はしていたので、結果は出すと思っていた」と淡々と話した。「去年は引退を考えるほど、挫折していた。いまはコートに立つ喜びを感じているようだ」と栗原の精神面の成長について言及し、「北京五輪の前に挫折を乗り越えた。タイミング的に、そうゆう星のもとに生まれてきているのかなと思っている」と五輪での起用も示唆した。

 全日本のプレースタイルも栗原の復帰で変わった。柳本監督は「バックスパイクに幅ができた」といい、「栗原をライトに振ったプレーがありましたが、あれがこれまでの日本にはなかった。“新3D”と言っていい」と手ごたえを感じていた。