ロシア鉄道杯に参加するためモスクワに到着したレアル・マドリーの一行にちょっとしたハプニングが起こった。主役になったのはレアル・マドリーのカルデロン会長の“憧れの人”、ミランのブラジル代表MFカカだ。

 同じくロシア鉄道杯に参加するミランもレアル・マドリー一行と同じ時刻にモスクワ入りをしたが、カカはモスクワの空港でミラン用の移動バスではなく、間違ってレアル・マドリーのバスに乗り込むというハプニングを起こした模様。ミランのバスが到着するまでカカはレアル・マドリーの首脳陣らと少し話しをしたとのことだ。

 もちろん何を話したかは公表されていない。しかし、レアル・マドリーがカカ獲得を諦めきれず9000万ユーロ(約146億8200万円)という超破格のオファーを用意しているとも言われている中で起こったこのハプニングに様々な憶測が生まれるとしても無理はない。

 モスクワの地でとんだハプニングを起こしてまったカカ。彼の獲得はカルデロン会長の掲げた“公約”であり“夢”でもある。移籍マーケットが閉まるまで1ヶ月を切った今、カカを巡る噂は消えるどころか再び熱を帯びてきている。カカの去就は移籍マーケット終盤での大注目の的となりそうだ。

(スペイン通信)