痴漢の股間を蹴り上げる場面(3発も…)を再現した女子プロレスラーの風香

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 31日、東京都内で開かれた映画試写会で、ゲストに呼ばれた女子レスラーが「痴漢アカンでぇ!」と怒りを込めながらメッセージを口にした。そのメッセージを発表したのは女性限定で試写された映画『消えた天使』の会場。この作品、性犯罪と密接に関するテーマを取り上げていることから、“痴漢撃退の経験がある”女子プロレスラーの風香(22)と“空手界のアイドル”小林由佳(21)がゲストとして招待されていた。武道のスタントマンを痴漢の犯人役に見立て、スカートの中に手を入れてきた様子から撃退させるまでの事件を再現。調子に乗って覆いかぶさろうしてきた痴漢に対し逆襲。男性の急所となるコカンを3回蹴り上げる連続攻撃を繰り出し…鮮やかなテクニックを披露、観客席がどよめいた。

 現実の事件では痴漢を懲らしめた(コカンを痛め、抑えながら犯人逃走)ワケだが、このイベント会場では、改めて気づいたことを来場者の女性に向かって説明。「私は性犯罪に無縁と思っていた。でも、実際の事件に巡りあってしまった。防犯ベルなどの自己防衛策は必要です」とマジメに訴えた。そしてスグさま「宣伝ではないのですが…プロレスを始めてみてはどうでしょう?」と恐縮そうに話すと大きな笑いが会場におこった。

 映画『消えた天使』はリチャード・ギア主演の本格サイコ・サスペンス。なお、この作品、世界的に人気を博している音楽アーチスト…アヴリル・ラヴィーンが本格的映画初出演を果たしている。(8月4日全国公開、上映時間105分、R-15指定)

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