ボールをただ見送るしか術がなかった川口<br>【photo by Kiminori SAWADA】

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 アジアカップ準決勝、3連覇を狙う日本代表はサウジアラビア代表と対戦。前半を1−1で折り返した日本は、後半一度は同点に追いつくも力尽き、相手にリードを許すと最後までゴールを奪うことはできず、2−3で敗北。アジアカップ三連覇の夢は潰えた。

 これまでの4戦、つねに試合を支配してきた日本は、前半からポゼッションを高めサウジアラビアのゴールを目指す。ただサウジアラビアはゴール前のクロスをことごとく跳ね返し、ピンチを防いだ。そして、機を見るやカウンターで日本ゴールを襲った。ポゼッションは70%を誇るもシュートの数はサウジアラビアを下回った。

 迎えた前半35分、相手にFKを与えると、こぼれ球をサウジアラビアのエース、FWヤセルに決められ、オーストラリア戦に続いて先制点を与えてしまう。しかし直後の同37分、日本はDF中澤がCKをヘディングで押し込み同点に追いつき、前半は1−1で折り返した。

 後半に入ると開始早々から試合は激しく動く。積極的に攻撃にでてきたサウジアラビは2分、アル・バハリのクロスをマレクが豪快にヘディングを叩き込み、またしてもリードを奪う。ただし日本もあきらめない。8分、失点に直接絡んでしまった阿部が意地のボレーシュートを決め再度、試合を振り出しに戻す。

 しかし、個人技で上回るサウジアラビアはまたしても日本のゴールを襲い掛かる。マレクが左サイドからドリブルを仕掛けると阿部をかわしてニアサイドをめがけシュート。GK川口の手をかすめゴールに突き刺さった。

 日本はその後、佐藤、羽生、矢野を投入しゴールを目指すも最後までサウジアラビアを崩すことはできず2−3で敗れた。アジアカップ三連覇は、ハノイの地で消え去った。

 日本は28日、インドネシアで韓国代表と3位決定戦に臨む。

【試合速報】日本代表 vs サウジアラビア代表 - アジアカップ準決勝
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<日本代表先発メンバー>
GK 川口能活
DF 駒野友一、阿部勇樹、中澤佑二、加地亮
MF 遠藤保仁、中村俊輔、鈴木啓太、中村憲剛
FW 巻誠一郎、高原直泰