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「災害と文学」の国際フォーラムが決定=日本ペンクラブ

「災害と文学」の国際フォーラムが決定=日本ペンクラブ
ミニ講演会(約20分間)は、話術の才能がある山本一力さん。題名は「まさか俺が茶の湯とは……」。(撮影:穂高健一、18日) 写真一覧(3件)
【PJ 2007年07月21日】− 日本ペンクラブの総会が18日、東京・千代田区の東京會舘・シルバールームで行われた。第15代会長となった阿刀田高さんは、新会長として初の総会だ。挨拶(あいさつ)のなかで、「日本の政治家はロクでもないことを考えている。憲法9条はいまのままの方が良い。最近は朝のニュースを見るたびに、オチオチしていられない、日本ペンクラブは一言いわなければならない、そんな気持ちになる。だから、忙しい」と語った。

 恒例となったミニ講演会(約20分間)は、時代小説作家の山本一力(いちりき 59)さん。題名は「まさか俺が茶の湯とは……」だった。「来年は還暦。気付けば、編集者やスタッフはいずれも年下ばかり。自分よりも、年長者がいた社会は安心していられた」と話す。

 18歳で社会に出た。東京交通会館の旅行会社に配属された。当時は、大正や明治生まれの先輩が多くいた。「教わる。それだけですんでいた。先輩は嫌なことでも、注意すべきことも言ってくれた。ありがたかった」と語る。

 茶の湯はまったくの門外漢。TVの関係で、京都で初体験した。「かつてはお茶を飲むのに、あんな七面倒なことをせずとも、と批判的だった。家元がお手前で点(た)ててくれた、一服のうす茶の味がうまかった」と、生まれて初めて飲んだ茶の感動を語る。

 山本さんは夫婦で、京都・四条のホテルに泊まった。自転車愛好家だけに、中古の自転車を2台買い求めてから大徳寺まで通ったという。すると、車では気づかなかった、緩やかな坂道の連続で、従来の京都とは違ったものが見えてきた。

 「排他的な京都、一元のものには知らないふりをする、と勝手に思い込んでいたとわかった」と話す。

 「茶の湯」となると、正座の苦痛をユーモラスに語る。そして、家元や教授という先輩の指導で「茶の湯」を通じて「人の道」を知ったという。

 吉岡忍さん(常務理事)が、同クラブの大きなイベントとし、来年2月22日(木)から25日(月)まで「国際フォーラム」の開催が決定した、と発表した。場所は新宿南口の「スペース・ゼロ」で、テーマは「自然災害と文化」(仮題)。

 世界中から作家、映画監督、歌手などに集まってもらう。4日間は朝から夜まで、文化人がそれぞれ災害に関係した催しを行う、というものだ。

 「政治的な問題を突き詰めていくと、人間はどうしてもとがってくる。しかし、文化の面から自然災害を追究していけば、どこかに人間どうしの信頼感が見いだせる。災害をテーマにすることで、人間に対する希望、信頼感が取り戻せる」と述べた。【了】

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記者HP:穂高健一ワールド
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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一【 東京都 】
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「災害と文学」の国際フォーラムが決定=日本ペンクラブ
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新会員の紹介。(撮影:穂高健一、18日)
  
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