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18歳の少年が親知らずを治療するために行った歯医者で死亡

2007年07月13日10時27分 / 提供:GIGAZINE

GIGAZINE


カナダで、親知らずを治療するために歯医者に行った18歳の少年が死亡するという事故が起きました。32年間開業医をやっている口腔外科医ですら珍しいケースだというのですが、理由を見るとただの医療ミスだとしか思えません。

詳細は以下の通り。
THERECORD.COM | NEWS

カナダのオンタリオ州ウォータールーに住むLeejay Leveneさんは、親知らずを3本抜くために歯医者へ行きました。歯医者はLeveneさんに全身麻酔薬を打って治療を行ったのですが、そこで何らかの間違いが起こったらしく、Leveneさんは呼吸困難に陥りました。すぐに救急を呼び、麻酔科医がLeveneさんの意識を回復させようとしましたが、翌日の晩に彼は亡くなりました。18歳でした。

この治療を行った口腔外科のTimothy Wallace医師によれば、これは32年も開業医をやっている自分でも一生に一度遭遇するぐらいのまれな悲劇だそうです。処置は水曜日の12時半から開始され、12時45分に911がコールされました。救急隊員が到着したとき、すでにLeveneさんの心臓は停止していました。すぐに彼はGrand River病院に搬送され生命維持装置につながれましたが、心臓は動いても他の臓器が機能することはなく、Leveneさんの父親が装置を外すことを決めました。木曜の18時24分、Leveneさんは亡くなりました。

Wallace医師は、Leveneさんに行った治療と同じように全身麻酔を使い、1万2000人の親知らずを治療しました。口腔外科医の中には自分で麻酔を学んで利用する人もいるが、Wallace医師は麻酔科医を頼むタイプだったので、この麻酔科医はWallace医師のところへ週に2度手伝いに来ていました。麻酔科医のコメントはまだ取れていないとのこと。なお、歯科で全身麻酔薬を使って患者が死亡する例が70万人に1人あるということが10年前に判明しています。

トロント大学のDaniel Haas教授は「全身麻酔は安全だが、完璧ではない。この事故はとてもまれな事例だが、あり得ないことではない」と語っています。

記録係をしていたFefergradさんは、救命士が到着後、誰かがLeveneさんに酸素を供給しているチューブがねじれていることに気付いた、とふり返っています。チューブがねじれて詰まっていたため、酸素供給がうまくいなかったようです。亡くなったLeveneさんの母・Shirleyさんによれば、Leveneさんはこの治療を不安がっていて、ずっと口で呼吸していたとのことで、これがLeveneさんが呼吸できなくなったことに関係しているようです。

Leveneさんの葬儀には600人以上が集まりました。Leveneさんは9月からトロント大学に進学する予定で、大学卒業後はDalhousie大学で建築の修士号を取るつもりだったとのこと。

もし酸素チューブがねじれていなければ蘇生に成功していたかもしれないということでしょうか…それって、普通の医療ミスなのでは。

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