チリサッカー連盟は11日、コパ・アメリカ参加中の規律違反で、代表選手6名に20試合の出場停止処分を科したと発表した。
 主将のMFバルディビア、DFのオルメーニョ、テージョ、バルガスとコントレラス、FWのナビアの6名は、準々決勝のブラジル戦を前に起きた事件のため処分を受けた。なお、ブラジル戦にはオルメーニョ、コントレラス、バルディビアが出場している。
 連盟はその事件の詳細は発表していないが、この6名にはコパ・アメリカ出場のボーナスは支払われず、今後チーム主将になることもないという。
 チリは7日の準々決勝でブラジルに1−6で大敗。10日にはネルソン・アコスタ監督が辞任を発表した。
 なお、オルメーニョはラジオ番組で、「僕は何もしてない。酒も飲んでいないし、ホテルを出たこともない」と無実を主張していた。