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【独女通信】その結婚ちょっと待って!彼は「モラ夫」ではありませんか?

2007年07月12日18時00分 / 提供:独女通信

独女通信
【独女通信】その結婚ちょっと待って!彼は「モラ夫」ではありませんか?
ある朝、いつものように魚を焼く。夫はじゅうじゅうと音を立てている魚しか食べない。 いつものとおりタイミングを計って食卓に出す。リビングの隅で、夫は新聞を読んでいる。 「ご飯できたわよ」背中に話しかけても返事がない。「ご飯、できたよ」しばらくして話しかける。夫は新聞から目を離さない。どうしよう、魚が冷めてしまう・・・・。魚が冷める頃、夫はテーブルにつき、魚の上に手をかざし、温度を測るふりをした後、魚の皿をわきに置く。「俺にこんな冷めた魚を食わす気か」じっと魚の皿を睨み付ける。私はまた立ちすくむ。

これは家庭内における「モラル・ハラスメント」の被害者である人々へ情報を提供するサイト「モラル・ハラスメント被害者同盟」の冒頭にある文章。管理人である熊谷さんの体験談である。「モラル・ハラスメント(モラハラ)」とは「精神的な暴力、嫌がらせ」のことをいい、セクハラ、パワハラ、DVなどもこれに含まれる。少しずつ認知されてきてはいるが、まだまだ知られていない家庭内「モラル・ハラスメント」の実態が、このサイトには生々しく綴られている。ハラスメントを行使する人を「ハラッサー」と呼ぶが、サイト内ではあえて「モラ夫」と呼んでいる。「誰のおかげで生活ができているんだ」というのが「モラ夫」常套句だが、「昔ながらの関白亭主」と「モラ夫」は違う。「モラ夫」は妻を傷つけ続けることで、恐怖と罪悪感を植え付け、支配し続けようとする人種だ。

なぜ、配偶者である夫に恐怖感を抱くのか。
なぜ、そうなるまでに妻は追い詰められるのか。

まっち〜さんは、元夫との壮絶なバトルを克明にブログに記している。彼女の元夫は、快活で極めて礼儀正しく、対外的にはほとんどの人が好印象を持ち、高い評価も受けていた。人がそのように信じて疑わなかったその立ち居振る舞いや、さわやかな言動と清潔感溢れるルックスを、彼女も当然のように信じて結婚してしまったのだという。数年後、逃げ出したくなるほど、夫に恐怖感を抱くに至るとは知らずに。

「モラルハラスメントは証拠が残らない。ただ、密室の中で、夫婦間で『そんなことぐらいで』と言われるようなことを日常的に降り注ぐことで、なんだかわからないうちに、心の奥底に恐怖感が芽生えるのだろうと思う」とまっち〜さんは綴っている。まっち〜さんの他、多くの被害者の体験談は、あまりの酷さに読むうちに気分が悪くなる人もいるだろうから、あえて転載を避けることにする。数々の体験談を読んだり聞いたりするうちに、ふと疑問が湧き上がる。

「どうしてそんな残酷な男と結婚したの?」

結婚前にはちゃんと交際期間があったはずである。ハラッサーという人種は、最初は優しく近づいて、相手が逃げないと悟った瞬間豹変するというが、それにしてもだ。結婚するとなると、それなりに親密な間柄のはず。どこかに手がかりがあるのではないだろうか。まっち〜さんに「結婚前にモラ夫に気づけないか」と尋ねてみた。

「答えは“無理”ですね。皆『ちょっと変かな』と思う点があっても『誰にでも欠点はある』と思ってしまう。というか逆に、 その程度の欠点しかモラ(ハラッサー)は見せないのです。もちろん私も、結婚前に度重なる虐待を受けていれば、何が何でも結婚はやめたと思うのですが、実際のところ、彼らはウチとソトの使い分けが非常に上手いので、また恋愛から結婚までが非常に短い人が多いことから、恋愛期間にモラを事前に見抜くのは本当に難しいと思います」

ハラッサーには共通点が多いという。「母子密着が見られる」「父親がモラ」「女性を下に見ている、実家における母親の家庭内地位が低い」「喧嘩をすると、本論からどんどんそれて、過去のこちら側の過失を引っ張り出してきてぶつける」「気に入らないと無視する、ためいきをつく、不機嫌であることをアピールする」「○○したら許してやってもいいとか、しきりと交換条件を出す」「自分で責任を負わないように、上手にこちら側に責任を被せてくる」「自分の欠点を親のせいにする」「過去に友人に絶縁されている。友人が多いようで、実は少ない。少ないが多く見せる」「自信満々で何でも言い切る。断定的に話す」「やたら外面がいい」「話し合いができない。話し合おうとすると議論になり、喧嘩になる」「人を見下すのが好き。人の悪口が好き」「避妊に協力しない」などがそうであるが、これらは結婚後に露呈することがほとんどなので、「予知」は難しいのだそう。
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