フェザー級転向を宣言したパルヴァー。果たして、次に上がるイベントは?

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7月7日(土・現地時間)に行なわれたUFC73終了後。ズッファ社ダナ・ホワイト代表は、「ジェンス・パルヴァーがフェザー級に落とすと宣言したが、その場合はUFCで闘うのか」という質問に対し、「ジェンスがクラスを落とすなら、WECで闘うことになる」と明言した。

6月23日にBJ・ペンとの試合に敗れたジェンス・パルヴァーは、階級を落とすことをファンに伝えたが、UFCの最軽量級はライト級でフェザー級の試合は行なわれていない。
ただ、昨年来よりズッファでは「イベント数が増え、ライト級が充実すればフェザー級の試合を行なう」としてきたため、パルヴァーの発言で一気にフェザー級王座が新設されるという推測も起きていた。が、この夜のホワイト代表の返答により、UFCでフェザー級の試合が近々に行なわれることはないことが明らかなとなった。

とはいえ、WEC(ワールド・エクストリーム・ケージファイティング)は、ズッファが持つもう一つのMMAブランド。この大会ではフェザー級やバンタム級の試合が盛んに行なわれており、バーサスTVで全米に中継もされている。

パルヴァーがWECに登場となると、WEC世界フェザー級王者ユライア・フェイバーとの対戦が期待されるが、その後パルヴァーから階級に変更についてのコメントは出されていない。ADCC王者ハニ・ヤヒーラも契約を果たしたWEC(彼自身は、次の試合からバンタム級へさらに階級を落とすという話も伝わっている)、日本の65?級ファイターが北米メジャー、そしてケージを目指すのであれば、しばらくの間はUFCでなくWECが目標になりそうだ。