――作品を重ねるごとに、自分自身で成長してきたなとか、まだ足りないなと感じる部分はありますか?

中川:もう足りない部分だらけで(笑)、どうしよう?という感じなんですけど。前は「怖い!」って引いちゃう所の方が多くて、「自分なんかが人前で歌ってどうしよう?」という感じだったんですけど、「歌いたい!歌うのって気持ちイイ!」と思えるようになったり。「ロックとか無理ですよぉ!」という性格だったはずなんですけど、「すごく楽しいな」って前向きになれたので。今は、「空色デイズ」を出すことができて、アニソンのカバーも出せて嬉しかったんですけど、オリジナル・アルバムが出せたらな、と思うようになりましたね。

――歌のために、何か気に掛けていることはありますか?

中川:大好きな聖子ちゃんを聴くことが一番(笑)。ボイストレーニングには行ったことが無いんですけど、歌うようになってから湿度に気を付けて加湿計を取り入れたり、お風呂でなるべく歌うようにして練習するとか、そういうことしかまだできてないんですけど。

――松田聖子さんは、リアルタイムではないですよね?

中川:じゃないけど、いい歌って残り続けて、世代が違ってもときめいたりするなぁと。自分もそこは目指したいですね。

――ダンスについてはどうですか?

中川:本当にダンスが苦手なんですけど、「空色デイズ」はスタンドマイクでリズムを取っているので、激しい曲だけど踊らなくて済むからいいですね。

――ビデオクリップでギターを抱える場面もありましたが、楽器を弾けるようになりたいですか?

中川:ギターは今回のビデオクリップで初めて触ったんですけど、これを弾けたらどんなにいいだろう?と思いましたね。

――以前から「アニソンを歌いたい」と言われていて、アニソンのカバーアルバムを出したり、一つ一つやりたいことを貪欲に実現されていますが、今後やりたいと考えていることはありますか?

中川:まさか、こんないい形で夢が叶うとは思わなくて。でもその分、「まだまだ、もっと歌ってみたい!」という気持ちがすごくあります。今まで、自分の歌って怖くて聴けなかったし、歌うのは怖いという気持ちがすごく大きかったんですけど、今回初めてすごく気に入って。「空色デイズ」を毎日歌っているし、毎日聴いてるし、人前でも歌いたいという気持ちがあって。もっと激しい曲も歌ってみたいなとか、初めての感覚がすごくあって。今回は熱いアニメだったんですけど、同じアニメの歌でも、魔女っ子モノ、変身モノを歌うのが夢です。

――前回のカバーアルバムは「アニメ編」となってましたが、今後アニメ以外のバージョンも考えているのですか?

中川:ちょっとマニアックな選曲だったりもしたんですけど、アニメを知らない若い子が、「こういうアニメソングをもっと聴いてみたいです」って言って下さったことがすごく嬉しかったり、ご好評を頂いたので是非、今後色々な「しょこたん★かばー」を出したいです!

――全国各地で歌ってみたいと思いますか?

中川:今回「空色デイズFes.」で大阪・名古屋・東京・福岡に行ったんですけど、各会場とも何千人も集まってくれて、すごく嬉しかったので是非、日本全国にも行ってみたいなと今、思っています!

中川翔子 - アーティスト情報

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