【トレビアン】PS3とXboxユーザーが涙目! 早期購入者は負け組みか?
任天堂の『Wii』が世界レベルで爆走するなか、『プレイステーション3』と『Xbox 360』は、お世辞にも人気があるとはいえない状況だ。
そんななか、『プレイステーション3』は『みんなのGOLF5』とのセットとして、『プレイステーション3 ビギナーズパック』を7月26日(木曜日)に発売する予定。60GBモデルが61,980円、20GBモデルが51,980円というお得な価格になっている。割高感が否めなかった『プレイステーション 3』だったが、お得な価格になったことで、これまで買い控えていた人たちに購入してもらおうという試みだろう。ITニュースサイト『engadget』によると、アメリカでは『プレイステーション3』60Gモデルが日本円にして12,000円の値下げになる可能性があるとのこと。ユーザー増加に向けて、どんどん低価格化が進みそうだ。
一方『Xbox 360』は、『プレイステーション3』とはまったく逆の展開をみせてきた。なんと、いままで発売されてきた『Xbox 360』や『Xbox 360 コア システム』よりも高額な『Xbox 360 エリート』を発表したのだ。その価格は 47,800円! 従来の『Xbox 360』より約8,000円ほど高い。値下げではなく、大幅な値上げハードを発売したのだ。それにしてもこの新ハード、120GBのハードディスクやHDMI端子を実装するなど、「より究極の性能を求めるユーザー」に対してのアクションとしか思えない展開である。 livedoor トレビアンニュース編集部は、新規購入者よりも、すでに『Xbox 360』を購入しているユーザーが買い替えを行うほうが多いのではないかと予想している。まあ、高額とはいえ『プレイステーション3』の20Gモデルより安いが……。
価格戦争でゲーム業界が揺れ動くなか、いちばん困惑しているのはユーザーだ。「安くなるならいいじゃない?」と、単純にはいえないのである。『プレイステーション3』を発売日に購入したS 氏は困惑の理由をこう語る。「いちばん高い価格で、いちばんゲームソフトがないときに買ったんですよ!! これから盛り上がると思ったら、まったく盛り上がらない。家に帰っても『Wii』するか寝るかです。『プレイステーション3』は月に3回ほど DVD見るためにスイッチ入れる程度。しかも発売して1年経ってないのに12,000円の値下げって……」。
そう、定価で早期購入したユーザーたちが怒り心頭なのだ。魅力あるゲームがたくさん出ているならまだ許せるが、正直、発売から現在まで『プレイステーション3』には超大ヒットといえるレベルのゲームはまだない。また、『Xbox 360』ユーザーは別の意味で怒り心頭とのこと。悩みに悩んだあげく、最近『Xbox 360』を定価で購入したK氏は『Xbox 360 エリート』の発表に対し、「ハイデフハイデフって言ってたクセに『Xbox 360』には、いちばん高画質なHDMI端子が未搭載なんですよ。それでも『Halo』シリーズで遊びたいからナケナシのお金を出して『Xbox 360』を買ったのに、最高画質で遊べる『Xbox 360 エリート』の発売ときたもんだ。いままで『Xbox 360』を買ってきた人は、『Xbox 360 エリート』より画質的に劣るわけです。『Xbox 360』ユーザーは画質を気にするユーザーが多いんだし、もう一度ハードを買えってことなのかと。そう思いましたよ」と、怒りを露にした。
ハイデフとはハイデフィニションのこと。従来のビデオ端子やS端子よりもきめ細かい画像を表示することができる。マイクロソフトは『Xbox 360』に対し“ハイデフ・エンターテインメント”を提唱してきたが、実際のところ『Xbox 360』にはS端子やD端子よりも高画質が期待できるHDMI端子は搭載してなく、『Xbox 360 エリート』ではじめての搭載となる。美麗な画質でゲームを楽しむために『Xbox 360』を購入したユーザーが怒るのは無理もないことだ。ちなみにK氏は、『Xbox 360 エリート』を購入するのか? という問いに対して「買うしかないでしょう……。僕は『Xbox 360』のファンだし、どうせなら最高画質で遊びたいんです。D端子とHDMI端子は、気持ち的にはビデオCDとDVDくらいの差があるんです! よりきれいな画質がいいのは当然」と、涙目になりながら答えてくれた。好きだからこそ購入せずにいられないジレンマがあるようだ。
しかし、『プレイステーション3』においては、すでにハードを購入した人から値下げを歓迎する声があがっている。『プレイステーション3』を発売日に購入したY氏は『プレイステーション3』の値下げに対して「値下げはむしろ歓迎ですね。多くの人が遊んでくれればソフトが多く売れるわけで、開発するメーカーが増えてゲームのラインナップもどんどん増えるはず。それに友だちが購入してくれば、ネットで対戦する仲間が増えますしね」と、満面の笑みで肯定的に思っていると答えてくれた。高額なときに早く購入をして損した気分にはならないのか? という質問にも「そんなことないです。最高技術のゲームハードを誰よりも早く体験できるわけですから、“早く体験できた”という時間を購入したと思えばいいんですよ」と、かなりポジティブな考えの様子。
とはいえ、多くの人が満足するゲームが出るまで、まだまだ時間がかかりそうだ。『プレイステーション3』の動向を静観しているゲームメーカーが多いのである。つまり、「まだ『プレイステーション3』で発売する時期ではない」と考えているわけだ。とあるソフトハウス(開発専門の会社)のA氏は、そんな状況に対し「いまの『プレイステーション3』の状態は、良くいえば眠れる獅子、悪くいえば泣かず飛ばずの状況なんです」と語る。だからゲーム発売元からの開発の発注も、いまは『Wii』や『ニンテンドー DS』がメインなのだとか。さらに氏は「いつかは『プレイステーション3』でも名作は出ると思いますよ。でも、6万円もするハードを買ってまでユーザーは遊びたいと思うか疑問です。任天堂がいままでゲームで遊ばなかった女性や高齢層に『ニンテンドーDS』を買わせて成功しているように、いまの時代はゲームで遊ばなかった層に遊ばせる工夫が必要なんですから」と、『プレイステーション3』の厳しい現状について語ってくれた。
『プレイステーション3』と『Xbox 360』のマルチプラットフォームで同時発売を発表しているスクウェア・エニックスの『ラストレムナント』のように、複数のハードで発売するなどして、できるだけ多くのユーザーにゲームを手にとってもらうなどの工夫をしているケースもある。現実として、『プレイステーション3』だけで出しても利益は望めないという声があるのは確かだ。
ユーザーを楽しませるためのゲームが、ユーザーを混乱におとしいれては本末転倒というもの。ゲームハードの価格競争にひとつだけ言えることがあるとすれば、ユーザーのことをいちばんに考えてほしいということだけだ。
<価格比較 税込価格>
■オススメ! 最新人気トレビアンニュース
・飯田も妊娠! もの凄い勢いで妊娠するモー娘。たち!
・松ちゃん「俺は人志より先に生まれた」発言!
・カネネーゼ増加中! 華のセレブ生活はいつまで続く?
■関連リンク
・XBOX360お勧めタイトルランキング - livedoor リスログ
■元記事
・PS3とXboxユーザーが涙目! 早期購入者は負け組みか? - livedoorトレビアンニュース
そんななか、『プレイステーション3』は『みんなのGOLF5』とのセットとして、『プレイステーション3 ビギナーズパック』を7月26日(木曜日)に発売する予定。60GBモデルが61,980円、20GBモデルが51,980円というお得な価格になっている。割高感が否めなかった『プレイステーション 3』だったが、お得な価格になったことで、これまで買い控えていた人たちに購入してもらおうという試みだろう。ITニュースサイト『engadget』によると、アメリカでは『プレイステーション3』60Gモデルが日本円にして12,000円の値下げになる可能性があるとのこと。ユーザー増加に向けて、どんどん低価格化が進みそうだ。
価格戦争でゲーム業界が揺れ動くなか、いちばん困惑しているのはユーザーだ。「安くなるならいいじゃない?」と、単純にはいえないのである。『プレイステーション3』を発売日に購入したS 氏は困惑の理由をこう語る。「いちばん高い価格で、いちばんゲームソフトがないときに買ったんですよ!! これから盛り上がると思ったら、まったく盛り上がらない。家に帰っても『Wii』するか寝るかです。『プレイステーション3』は月に3回ほど DVD見るためにスイッチ入れる程度。しかも発売して1年経ってないのに12,000円の値下げって……」。
そう、定価で早期購入したユーザーたちが怒り心頭なのだ。魅力あるゲームがたくさん出ているならまだ許せるが、正直、発売から現在まで『プレイステーション3』には超大ヒットといえるレベルのゲームはまだない。また、『Xbox 360』ユーザーは別の意味で怒り心頭とのこと。悩みに悩んだあげく、最近『Xbox 360』を定価で購入したK氏は『Xbox 360 エリート』の発表に対し、「ハイデフハイデフって言ってたクセに『Xbox 360』には、いちばん高画質なHDMI端子が未搭載なんですよ。それでも『Halo』シリーズで遊びたいからナケナシのお金を出して『Xbox 360』を買ったのに、最高画質で遊べる『Xbox 360 エリート』の発売ときたもんだ。いままで『Xbox 360』を買ってきた人は、『Xbox 360 エリート』より画質的に劣るわけです。『Xbox 360』ユーザーは画質を気にするユーザーが多いんだし、もう一度ハードを買えってことなのかと。そう思いましたよ」と、怒りを露にした。
ハイデフとはハイデフィニションのこと。従来のビデオ端子やS端子よりもきめ細かい画像を表示することができる。マイクロソフトは『Xbox 360』に対し“ハイデフ・エンターテインメント”を提唱してきたが、実際のところ『Xbox 360』にはS端子やD端子よりも高画質が期待できるHDMI端子は搭載してなく、『Xbox 360 エリート』ではじめての搭載となる。美麗な画質でゲームを楽しむために『Xbox 360』を購入したユーザーが怒るのは無理もないことだ。ちなみにK氏は、『Xbox 360 エリート』を購入するのか? という問いに対して「買うしかないでしょう……。僕は『Xbox 360』のファンだし、どうせなら最高画質で遊びたいんです。D端子とHDMI端子は、気持ち的にはビデオCDとDVDくらいの差があるんです! よりきれいな画質がいいのは当然」と、涙目になりながら答えてくれた。好きだからこそ購入せずにいられないジレンマがあるようだ。
しかし、『プレイステーション3』においては、すでにハードを購入した人から値下げを歓迎する声があがっている。『プレイステーション3』を発売日に購入したY氏は『プレイステーション3』の値下げに対して「値下げはむしろ歓迎ですね。多くの人が遊んでくれればソフトが多く売れるわけで、開発するメーカーが増えてゲームのラインナップもどんどん増えるはず。それに友だちが購入してくれば、ネットで対戦する仲間が増えますしね」と、満面の笑みで肯定的に思っていると答えてくれた。高額なときに早く購入をして損した気分にはならないのか? という質問にも「そんなことないです。最高技術のゲームハードを誰よりも早く体験できるわけですから、“早く体験できた”という時間を購入したと思えばいいんですよ」と、かなりポジティブな考えの様子。
とはいえ、多くの人が満足するゲームが出るまで、まだまだ時間がかかりそうだ。『プレイステーション3』の動向を静観しているゲームメーカーが多いのである。つまり、「まだ『プレイステーション3』で発売する時期ではない」と考えているわけだ。とあるソフトハウス(開発専門の会社)のA氏は、そんな状況に対し「いまの『プレイステーション3』の状態は、良くいえば眠れる獅子、悪くいえば泣かず飛ばずの状況なんです」と語る。だからゲーム発売元からの開発の発注も、いまは『Wii』や『ニンテンドー DS』がメインなのだとか。さらに氏は「いつかは『プレイステーション3』でも名作は出ると思いますよ。でも、6万円もするハードを買ってまでユーザーは遊びたいと思うか疑問です。任天堂がいままでゲームで遊ばなかった女性や高齢層に『ニンテンドーDS』を買わせて成功しているように、いまの時代はゲームで遊ばなかった層に遊ばせる工夫が必要なんですから」と、『プレイステーション3』の厳しい現状について語ってくれた。
『プレイステーション3』と『Xbox 360』のマルチプラットフォームで同時発売を発表しているスクウェア・エニックスの『ラストレムナント』のように、複数のハードで発売するなどして、できるだけ多くのユーザーにゲームを手にとってもらうなどの工夫をしているケースもある。現実として、『プレイステーション3』だけで出しても利益は望めないという声があるのは確かだ。
ユーザーを楽しませるためのゲームが、ユーザーを混乱におとしいれては本末転倒というもの。ゲームハードの価格競争にひとつだけ言えることがあるとすれば、ユーザーのことをいちばんに考えてほしいということだけだ。
<価格比較 税込価格>
■オススメ! 最新人気トレビアンニュース
・飯田も妊娠! もの凄い勢いで妊娠するモー娘。たち!
・松ちゃん「俺は人志より先に生まれた」発言!
・カネネーゼ増加中! 華のセレブ生活はいつまで続く?
■関連リンク
・XBOX360お勧めタイトルランキング - livedoor リスログ
■元記事
・PS3とXboxユーザーが涙目! 早期購入者は負け組みか? - livedoorトレビアンニュース