自他ともに認める"ガム好き"のカフー<br>【photo by B.O.S.】

写真拡大

 リラックスした状態で試合に臨むのは、高いレベルのパフォーマンスを生むために重要とされている。野球競技ではリラックス効果を狙って、ガムを噛みながら口を盛んに動かすメジャーリーガーは珍しくない。しかし選手によっては1試合の間に15kmも走り続け、激しい動きが連続するサッカーとなるとどうだろう。セリエAきってのガム好き、といえばミランのDFカフーしかいない。

「危険なんてないよ(笑)。15年ぐらい前かな、プレーするときにガムを噛み始めたのは。すぐにやめられなくなったよ。ガムを噛みながら、インターコンチネンタル・カップも一度勝った。味はハッカ系、甘草系、何でもいい」

「ガムを噛んでるとリラックスできるし、今じゃ歯を噛む動作と両脚の動きがシンクロするようになった。上、下、上…90分の間ずっとね」

「一度だけヒヤッとしたことがある。ガムを飲みこんでしまって、それを吐き出そうと変な悲鳴をあげなくちゃいけなかった(笑)」

“ガム・ライフ”を陽気に語るカフー。ガムとともにW杯もチャンピオンズ・リーグも制した36歳の大ベテラン。だが、いつになってもピッチ上でガムを噛む同好の士にお目にかかったことはないそうだ。

弓削高志