ハンカチ王子重用、早大監督の胸算用

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「アマチュア球界・プロ野球界は裏金で成り立ってきた過去がある。特に名将といわれる監督ほど黒い噂は絶えない。5月に逝去した沖縄水産高校の栽弘義監督が、沖縄本島に栽御殿と呼ばれる豪邸を建てたのは有名な話」
 スポーツ紙記者がそう語るように、西武ライオンズのスカウト活動に伴う不正行為に端を発したアマチュア球界の裏金問題。なかでも今年3月、所属選手が1025万円余りの金銭供与を受けていたことが判明した早大は、“ハンカチ王子フィーバー”に思わぬ冷や水をかけられた。当然、これには同校野球部の応武篤良監督も憤慨、マスコミも監督の苦言を取り上げた。だが、同部OBは「それは単なるポーズで、内心は相当ヒヤヒヤしたはず」と語る。
「裏金問題以降、『選手を静かな環境で練習させる』と取材規制をしましたが、 その言葉に偽りはないんだけど実際は、自分の腹を探られないため。そもそも監督はプロと太いパイプを持っています。高校時代は、結局入団しなかったものの、近鉄からドラフト3位で指名されているし、新日鐵広畑時代はソウル五輪の日本代表に選ばれ、ヤクルトの古田敦也とチームメイトだった。また、新日鐵君津の監督時代は、ソフトバンクの松中信彦、元西武の森慎二などを育て上げ、プロに送り込んでいます。今年4月には、西武の裏金調査委員会がこれまでにアマ関係者170人に金銭を渡した事実を公表しましたが、過去の実績を鑑みる限り、応武監督がリストアップされていた可能性は否めません」(スポーツ紙記者)
 応武監督には、ほかにも黒い噂が囁かれている。ハンカチ王子こと斎藤佑樹投手の入部が決まったときのことだ。
「立大の長嶋茂雄・法大の江川卓並みのスターである彼は、まさにカネのなる木。民放では日テレが六大学野球の放送権を獲得しましたが、それもハンカチ王子の人気を当て込んでのこと。つまり、彼が出場しなければ放送する価値がないんですよ。確かにリーグ戦で好成績を収めましたが、実力はプロが注目する3年生エース・須田幸太のほうが上。にもかかわらず、1年生の斎藤君が開幕投手を務めた。この不自然な起用法に関して、メンバー決定権を持つ応武監督と巨人軍の親会社である日テレの間で、ある裏取引があったのではないかと、野球関係者の間では噂になっています。まあ、裏金事件でアマ選手の球団指名制度がなくなるかもしれませんが、『もし事件が発覚しなければ、斎藤君の巨人軍入団は既定路線』という話もありますからね」(同)
 ハンカチ王子は、実力もさることながら、低迷する球界に差し込んだ、ひと筋の光明。大人たちに利用されるだけ利用されて、つぶされなければいいが……。(高崎由宇)

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