欧州の全クラブを対象にしたUEFAの来季クラブ・ランキングが発表された。過去5季の戦績をもとに算出されるポイント・ランキングで、チャンピオンズ・リーグやUEFAカップでの組合せ抽選など、2007−08年シーズンの欧州サッカー全体の指標となる。

 2年連続の1位は、CLを制したミラン。八百長疑惑に揺れながらもビッグイヤーを勝ち取り、133808ポイントを積み上げて欧州トップクラブの座を堅持した。2位はバルセロナ(同119374ポイント)で、3位にリバプールが続く。

 注目すべきは、昨季の同ランキング5位から12位へ大幅ダウンしたユベントス。昨季はセリエBでの戦いを余儀なくされ、欧州カップ戦からも締め出された。来季も欧州戦線で成績を残すことは不可能で、さらなる順位降下は確実。名門の“失地回復”にはまだまだ時間がかかりそうだ。

【Ranking UEFA 2007-08】
1位 ミラン
2位 バルセロナ
3位 リバプール
4位 インテル
5位 アーセナル
6位 レアル・マドリー
7位 チェルシー
8位 マンチェスター・ユナイテッド
9位 バレンシア
10位 リヨン