全米での知名度が急上昇しているのは、ロジャー・フエルタ!

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 まさにTUFシーズン5の終楽章というべき、ラインナップが揃った23日(土・現時時間)のTUFフィナーレ。メインのTUF5コーチ対決BJ・ペン×ジェンス・パルヴァー戦を筆頭に、全9試合中8試合でライト級の試合が組まれている。

 2002年1月11日、下馬評では圧倒的優勢とされながらパルヴァーの持つライト級王座に挑戦し、敗北したBJ・ペンは、パルヴァーが契約でズッファともつれ、王座剥奪という形でUFCを去った後、2003年2月の宇野薫との王座決定戦も挑むもドローに終わっている。ウェルター級王座こそ獲得したが、BJにとって今回のライト級再挑戦には期するものがあるに違いない。
 
 TUF5を勝ち残ったマニー・ガンバーリャンとネイサン・ディアズの両者は、ともにチーム・パルバーに属していた。TUF最終話の卓球対決でもパルヴァーに遅れをとっており、全ての鬱憤をオクタゴンで果たすべき、パルヴァーと対峙する。試合の鍵を握っているのは、BJのスタミナになるだろう。

 TUFシーズン5決勝戦、UFCとの長期契約を賭け争った16人のライト級ファイターから、最終ステージまで生き残ったのは、カロ・パリジアンの従兄弟マニー・ガンバーリャンと、暴れん坊ニック・ディアズの実弟ネイサンだ。テイクダウンからトップキープが持ち味のマニーに対し、ガードポジションから次々と関節技を仕掛けるネイト。対照的なファイトスタイルの持ち主、もちろんファンの指示はアグレッシブなネイサンに集中している(オッズではない)。

 さらに、この夜がライト級フェスティバルの印象を強くしているのは、ロジャー・フエルタが出場するからだ。スポーツ・イラストレーテッド誌の表誌を飾り、全米の知るところとなったフエルタ。ただ、同誌のカバーを飾った選手、チームは次の試合で敗北するというジンクスが米国には存在する。果たして、ダグ・エヴァンスとの対戦をフエルタがどのように切り抜けるか。

 TUF5セミファイナルで、マニーの抑えこみ戦法に屈したジョー・ローゾン、4月9日ヒューストン大会におけるロジャー・フエルタとの壮絶な殴り合いの末、判定負けを喫したものの最後まで闘志を失わなかったレオナルド・ガルシアなど、今後のライト級戦線で鍵を握る選手が揃っている。

無冠の帝王ジョー・スティーブンス。先のベルファースト大会で辛くも勝利を掴んだタイソン・グリフィン。来る7月7日には王者ショーン・シャークの防衛戦(×エルミス・フランカ)、さらにケニー・フロリアン×前評判がかなり高いリングオブファイヤーライト級王者アルビン・ロビンソンの一戦、エドガー・フランク×ADCC北米予選王者のカナダ人ファイター=マーク・ボチェック戦などが行なわれる。いつの間にか日本マット界に追いつき、追い越さんばかりの質+量を誇るようになったUFCライト級戦線。その過酷な生き残り戦は、ウェルター級に匹敵していきそうだ。


6月23日米国ネヴァダ州ラスベガス パームス・ホテル ザ・パール
The Ultimate Fighter season 5 Finale
対戦カード 

メインイベント/ライト級5分3R
BJ・ペン(アメリカ)
vs ジェンス・パルヴァー(アメリカ)

ライト級5分3R
マニー・ガンバーリャン
vs ネイサン・ディアズ

ライト級5分3R
ロジャー・フエルタ
vs ダグ・エヴァンス

ミドル級5分3R
フロイド・ソワード
vs サレス・レイテス

ライト級5分3R
ブランドン・メレンデス
vs ジョー・ローゾン

ライト級5分3R
アンディ・ワン
vs コール・ミラー

ライト級5分3R
ロブ・エマーソン
vs グレイ・メイナード

ライト級5分3R
アレン・ベルーベ
vs レオナルド・ガルシア

ライト級5分3R
ブライアン・ジェラティ
vs マット・ワイマン