ぞうの群れ

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独身男性の皆さん。ちまたでは“牧場を経営する女”が増えていることにお気づきですか? もちろん、牧場経営といっても北海道やオーストラリアで馬や牛たちを飼育しているわけではありませんよ。そういう女性が増えていたら、それはそれでビックリですけど……。

ここでいう“牧場”とは、恋愛牧場のことなんです。一昔前では“キープ”とも呼ばれていた男性陣のことを、最近では牧場経営と称しているのです。


■“囲う”って?
一昔前までは、年配の男性が使っていた「女性を囲う(愛人を持つ)」という行為。男性社会の象徴のようなその行為が、いまや女性のものになりつつあるのです。

“囲う”という言葉には「女性に金品や家を与えそこで愛人として生活させる」という意味で主に使用されてきました。夜の世界や映画などのセリフでも、よく耳にしたことがあるのではないでしょうか? ですが、現在の女性たちが使っている“囲う”という言葉の意味は、男性のそれとはちょっと違っているようです。

彼女たちは「囲う=キープする」という意味で使っているのです。それだけだと、男性の“囲う”と変わらないように思えますが、決定的に違うのは「金品を与えるのではなく、もらっている」というところです。つまり昔でいう「ミツグ君」を牧場で囲っているというわけですね。

■羊毛を刈る収穫の時期
ここでは「キープ君」を「羊」にたとえてお話を進めましょう。牧場を経営しているというA子さんの例です。一般的に、羊毛を刈る時期は3〜4月ですが、A子さんにとっての毛刈りの時期は「誕生日・クリスマス・ホワイトデー」とのこと。基本的に、A子さんの牧場の方針は“放牧”らしく、毛刈りの時期の前ぐらいに羊たちを呼び集めはじめるといいいます。つまり、アニバーサリー前に連絡をとって、羊毛に変わる「何か」を収穫(搾取)するというわけですね。ちなみに、羊たちは遊牧をすることもあるらしい……。

A子さんと彼女の友だちの会話を聞いていると、実にそら恐ろしく思うことが多々あります。「いま何匹くらい囲ってる?(いま何人のキープ君がいる?)」「経営の方はうまくいってる?(ちゃんとキープ君の面倒をみれてる?)」「そろそろ遊牧の時期かなー(一度離れてキープ君をふるいにかけてみようかな)」などなど、本当の家畜扱い。

カフェなどで耳にしても、何のことを話しているかまったく理解できないようなこれらの話題の裏に、こんな秘密が隠されていたのだ。彼女たちの言葉をそのまま受け取って、「へー、こんな若い子が牧場を経営する時代がやってきたのかぁ」などと思っていたら、大間違い。そこで「俺のことではない」と思ってるあなたも、実はあの子の牧場で飼われている“羊”君になってるかもしれませんよ……。

まあ、“sheep”も“keep”も発音は似てるといえば似てるわけで、羊君になっていても納得はできる? ……わけはないですよね。


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驚愕!牧場を経営する女たち - livedoorトレビアンニュース