総合司会者福澤朗・みのもんた、消え去るべきはどっち
2007年06月13日06時55分 / 提供:PJオピニオン
TBSはそのHPでテレビ番組ジャンル別メニューとして、次のような仕分けをしている。
「ドラマ」「バラエティ」「生活・情報」「報道・天気」「アニメ他」「スポーツ」「音楽」「ドキュメンタリー」などである。
そのなかで「みのもんたの朝ズバッ!」と福澤朗の「ピンポン!」は「報道・天気」のジャンルのなかで紹介されている。
各々の番組説明のなかで「みのもんたの朝ズバッ!」は総合司会をみのもんた氏としたうえで、さらに「“みの”は視聴者の代表です」と紹介されている。そして「“なるほど”いっぱいのニュース・情報番組です」と明確にニュース・情報番組と謳っている。
一方の「ピンポン!」も総合司会は福澤朗氏である。そして「情報エンターテイメント『ピンポン!』はニュースから芸能、流行まであらゆるジャンルの最新情報を軽快にわかりやすくお茶の間にお届けする。最新の情報をさばく総合司会は、信頼性と明るさをあわせもつ福澤朗」と番組の性格が記載されている。
同じテレビ局で事実を伝えることを旨とする「報道番組」において使用される「総合司会」というタイトル。報道という修羅場で「総合司会」なる位置付けの役割はいかにも分かりづらい。そのことが両番組で奇しくも引き起こされた捏造疑惑問題や報道モラル・マナー違反問題に対する対処の仕方に表れたように思える。
その問題とは「朝ズバッ!」では言わずと知れた不二家問題である。また「ピンポン!」では石川遼選手の関東アマチュアゴルフ選手権のプレー取材である。
「新証言…不二家の『チョコ再利用』疑惑」のタイトルで1月23日に放映された「朝ズバッ!」において、「もうはっきり言って廃業してもらい・・・、こんなバカなことをやっている不二家がそのまま社長が交代したからといってね、メーカーとして存続できること自体がおかしい。消費者をなめるんじゃない」とまで言い放った総合司会のみのもんた氏。
その後、信頼回復対策会議の郷原信郎議長から捏造疑惑があると指摘されたニュース内容をもとに自らが口にした「結果としての暴言」に対する謝罪の言葉をこの「みのもんた」という「総合司会者」は一切、発していない。後日、アナウンサーの謝罪のあとで、「私もペコちゃんポコちゃん世代。再生した不二家を応援したい」と語り、コメンテーターらにミルキーを配って回るという人を食ったような対応で終始した。
その一方で「ピンポン!」における福澤朗氏は、番組ディレクターによる盗聴工作発覚直後の番組冒頭で「あまりに非常識な当番組の暴挙」と自ら一刀両断、断罪するとともに、「総合司会者は当然、総合責任者という意味も背負うわけで」と、総合司会者の責任のあり方を明確に述べた。
そして「僕自身の処分、身の振りよう、この番組としての責任の取り方、今考えております」と、自らの進退から番組のあり方にまで踏み込んだ謝罪の言葉を口にしたのである。その言葉に権限範囲の捉え方など青臭さが鼻にはつくものの、まっすぐに問題に立ち向かおうとする姿勢は十分伝わってきた。
同じテレビ局で起きた問題報道、取材のあり方およびその取材に基づいた総合司会者の発言、そしてそれが発覚したときの総合司会者のこれほどまでの対応の違い。マスメディアは「番組編集権の独立」「報道の自由」と言った言葉を事あるごとに言い募る。
しかし、正当な理由があると見受けられるときでさえ、番組内容に非を唱えられたときに頑なに謝罪しないことがメディアにとっては「番組編集権の独立」や「報道の自由」を守る崇高な行為であるという、何かとんでもない勘違いをしているのではないかと思うことがある。
「朝ズバッ!」におけるTBSおよび総合司会者の対応、そして石川遼選手の盗聴工作、ヘリ取材に対する井上社長の「ばっかじゃないか」会見といった対応がまさにそうである。
わたしにはこうしたメディアやその周辺に棲息する業界人の勘違いした対応こそが、国民の「知る権利」と表裏にある「表現の自由」「報道の自由」を危うくする行為であると思えてならないのである。
8日に開催された新生BPOの放送倫理検証委員会第2回会合において、「みのもんたの朝ズバッ!」での不二家の賞味期限切れチョコレート再利用報道について、委員会で審理入りすることが決まった。委員にはぜひとも国民の「知る権利」を守る視点で厳正中立な立場において真剣な審理を行って欲しいと願っている。【了】
■関連情報
PJニュース.net
PJ募集中!
「ドラマ」「バラエティ」「生活・情報」「報道・天気」「アニメ他」「スポーツ」「音楽」「ドキュメンタリー」などである。
そのなかで「みのもんたの朝ズバッ!」と福澤朗の「ピンポン!」は「報道・天気」のジャンルのなかで紹介されている。
各々の番組説明のなかで「みのもんたの朝ズバッ!」は総合司会をみのもんた氏としたうえで、さらに「“みの”は視聴者の代表です」と紹介されている。そして「“なるほど”いっぱいのニュース・情報番組です」と明確にニュース・情報番組と謳っている。
一方の「ピンポン!」も総合司会は福澤朗氏である。そして「情報エンターテイメント『ピンポン!』はニュースから芸能、流行まであらゆるジャンルの最新情報を軽快にわかりやすくお茶の間にお届けする。最新の情報をさばく総合司会は、信頼性と明るさをあわせもつ福澤朗」と番組の性格が記載されている。
同じテレビ局で事実を伝えることを旨とする「報道番組」において使用される「総合司会」というタイトル。報道という修羅場で「総合司会」なる位置付けの役割はいかにも分かりづらい。そのことが両番組で奇しくも引き起こされた捏造疑惑問題や報道モラル・マナー違反問題に対する対処の仕方に表れたように思える。
その問題とは「朝ズバッ!」では言わずと知れた不二家問題である。また「ピンポン!」では石川遼選手の関東アマチュアゴルフ選手権のプレー取材である。
「新証言…不二家の『チョコ再利用』疑惑」のタイトルで1月23日に放映された「朝ズバッ!」において、「もうはっきり言って廃業してもらい・・・、こんなバカなことをやっている不二家がそのまま社長が交代したからといってね、メーカーとして存続できること自体がおかしい。消費者をなめるんじゃない」とまで言い放った総合司会のみのもんた氏。
その後、信頼回復対策会議の郷原信郎議長から捏造疑惑があると指摘されたニュース内容をもとに自らが口にした「結果としての暴言」に対する謝罪の言葉をこの「みのもんた」という「総合司会者」は一切、発していない。後日、アナウンサーの謝罪のあとで、「私もペコちゃんポコちゃん世代。再生した不二家を応援したい」と語り、コメンテーターらにミルキーを配って回るという人を食ったような対応で終始した。
その一方で「ピンポン!」における福澤朗氏は、番組ディレクターによる盗聴工作発覚直後の番組冒頭で「あまりに非常識な当番組の暴挙」と自ら一刀両断、断罪するとともに、「総合司会者は当然、総合責任者という意味も背負うわけで」と、総合司会者の責任のあり方を明確に述べた。
そして「僕自身の処分、身の振りよう、この番組としての責任の取り方、今考えております」と、自らの進退から番組のあり方にまで踏み込んだ謝罪の言葉を口にしたのである。その言葉に権限範囲の捉え方など青臭さが鼻にはつくものの、まっすぐに問題に立ち向かおうとする姿勢は十分伝わってきた。
同じテレビ局で起きた問題報道、取材のあり方およびその取材に基づいた総合司会者の発言、そしてそれが発覚したときの総合司会者のこれほどまでの対応の違い。マスメディアは「番組編集権の独立」「報道の自由」と言った言葉を事あるごとに言い募る。
しかし、正当な理由があると見受けられるときでさえ、番組内容に非を唱えられたときに頑なに謝罪しないことがメディアにとっては「番組編集権の独立」や「報道の自由」を守る崇高な行為であるという、何かとんでもない勘違いをしているのではないかと思うことがある。
「朝ズバッ!」におけるTBSおよび総合司会者の対応、そして石川遼選手の盗聴工作、ヘリ取材に対する井上社長の「ばっかじゃないか」会見といった対応がまさにそうである。
わたしにはこうしたメディアやその周辺に棲息する業界人の勘違いした対応こそが、国民の「知る権利」と表裏にある「表現の自由」「報道の自由」を危うくする行為であると思えてならないのである。
8日に開催された新生BPOの放送倫理検証委員会第2回会合において、「みのもんたの朝ズバッ!」での不二家の賞味期限切れチョコレート再利用報道について、委員会で審理入りすることが決まった。委員にはぜひとも国民の「知る権利」を守る視点で厳正中立な立場において真剣な審理を行って欲しいと願っている。【了】
■関連情報
PJニュース.net
PJ募集中!
Ads by Google
コメントするにはログインが必要です
関連ニュース:福澤朗
- さらば「エンタの神様」 最も気の毒な2人とはJ-CASTテレビウォッチ 02月10日16時47分(5)
- ホンマデッカ!?… 1番驚いたのは福澤朗アナ?J-CASTテレビウォッチ 01月19日16時41分(1)
- 日本の政治家の数は多すぎる!?Nothing Ventured, Nothing Gained. 11月10日19時20分
- 「バンキシャ」誤報の罪 「あるある」事件より軽いのかJ-CASTテレビウォッチ 08月31日16時55分(10)
- 河上弁護士が東国原知事を痛烈非難 「地方分権だけで国政やっていけない」J-CASTニュース 06月29日19時46分(8)
- << オリコン訴訟の第3回公判…
- 国内一覧
- 男の育児は思っていたより… >>
国内アクセスランキング
- 男と女の官能事件簿 無関係の男性を「レイプ未遂犯」にした身勝手な人妻(2)リアルライブ 09日18時00分(26)
- 【ワイドショー通信簿】部品交換?しませんよ トヨタのリコール「送信」でOK
J-CASTテレビウォッチ 10日12時55分(29) - 【女性編】異性の扱いに慣れていないと感じてしまう行動ランキングCOBS ONLINE 10日10時00分(17)
- [夫婦同日逮捕]窃盗と横領、別容疑で 宮城県警毎日新聞 09日23時55分
- 仮想売買ながら、85億を稼いだ主婦 「80%は粗糖」!?/バーチャルCXグランプリ閉幕
livedoor 10日12時27分(10) - 【ワイドショー通信簿】小沢幹事長に「ふざけんな!」 テリー、机叩きながら怒った理由
J-CASTテレビウォッチ 09日15時03分(24) - 同じ女子大生に連続わいせつ=会社員、容疑で逮捕−神奈川県警時事通信社 09日12時29分
- 放火容疑で27歳女逮捕=「給料が安くいらいら」−警視庁時事通信社 09日17時53分
- TOYOTA・プリウスにまつわる都市伝説リアルライブ 09日18時30分(11)
- 「検察は再び小沢案件に着手する」〜小沢一郎・民主党幹事長不起訴について弁護士・堀田力氏に聞く ダイヤモンド・オンライン 10日11時06分(16)
注目の情報






















行きの電車、帰りの電車で