<F1>エクレストン氏、バレンシアでの欧州GP開催の契約締結
2007年06月02日05時20分 / 提供:マルカ
F1界の実力者、バーニー・エクレストン氏はバルモル社と2008年から7年間、スペイン・バレンシアで欧州GPを開催する契約をロンドンで結んだ。バレンシア州のフランシスコ・カンプス知事がロンドンのエクレストン氏の事務所を訪れその場に立ち会い、バルモル社からはフェルナンド・ロッチ社長が、バンカハ(スペインの銀行)からはホセ・ルイス・オリーバス社長が出席した。
合意はすでにできており、3週間前に発表されていた。バレンシアはモナコに続いて2つ目の市街地コースとなる。
欧州GPを執り行うバルモル社のロッチ社長は、バレンシア市街地コースでのレースは「世界有数のレースになる」と太鼓判を押した。バルモル社は世界有数のすばらしい、そして「巨大な」サーキットを作るとしている。
開催に向け、契約締結後まずコース建設をしなければならず、入札を行ってから12か月から14か月かけて行う。「設計図はもうある。今はこれを街に合うようにしないといけない。市街地コースは難しく、最終的に予定から長さの変化があるにせよ、1周5.4キロメートルで設計している」とロッチ社長は語った。
そしてたとえ2009年以降は夏に開催するにせよ、2008年は秋に調整できるよう、目標としてその夏にいったん完成させるようにしたいと述べた。この日程変更は、欧州GPは8月の開催を予定していたが、2008年については間に合わないためだ。
また細部は決まっていないが、ロッチ社長はスタンドの組み立てと解体についてはリスクを冒すとし、コースの基礎部分はだいたい15日で造るとした。「(モナコの)モンテカルロでかなり想像がつくが、撤収のことを考えて造られている。レースが終わると、みんなサーキットを経由して30分で去っている。バレンシアでは事情が異なるとは思うが、これは不便なことではない。それにバレンシアは火祭りで20日間くらい一部の地域でなく、街中がごった返すことに慣れている」と説明した。
同様にマシンの騒音対策にも言及したが、コースを港の埠頭に造ることも説明。「問題があるとは思うが、レースの日だけだ。確かに近くに住んでいる人達は午後2時から4時まではシエスタ(昼寝)できないけどね」と冗談を交えて語った。
さらにこの計画は元バイクレーサーの‘アスパル’ことホルヘ・マルティネス氏が、バルモル社を作るために要求したことに由来するとロッチ社長は説明。「アスパルは組織と、レースの管理を引き継げる企業を作れる人を探していた。州がすることは無理で、企業がリスクを負うことになった」とコメントした。
ロッチ社長はバルモル社が自分のために大きな仕事をするのではなく、目標は収支のバランスを取ることだとした。なぜなら「ものすごい投資が必要だ」と語り、入場料、物品販売などのマーケティング、広告料、その他の収入源で取り戻さなければならないとした。
近郊のチェステにあるリカルド・トルモ・サーキットで開催しないことへの批判については、エクレストン氏が考慮していないとして、ロッチ社長は再び開催の可能性を否定した。
またスペイン人であるフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は、この計画に関係ないとした。「コース設計者のヘルマン・ティルケ氏は専門家だ。ドライバーはできるだけ安全に走行しないといけないと思うし、メカニックたちはコース上で感動を起こすためにドライバーと話すものだと想像する」とロッチ氏は語った。
翻訳:斯波 祐介
合意はすでにできており、3週間前に発表されていた。バレンシアはモナコに続いて2つ目の市街地コースとなる。
欧州GPを執り行うバルモル社のロッチ社長は、バレンシア市街地コースでのレースは「世界有数のレースになる」と太鼓判を押した。バルモル社は世界有数のすばらしい、そして「巨大な」サーキットを作るとしている。
開催に向け、契約締結後まずコース建設をしなければならず、入札を行ってから12か月から14か月かけて行う。「設計図はもうある。今はこれを街に合うようにしないといけない。市街地コースは難しく、最終的に予定から長さの変化があるにせよ、1周5.4キロメートルで設計している」とロッチ社長は語った。
そしてたとえ2009年以降は夏に開催するにせよ、2008年は秋に調整できるよう、目標としてその夏にいったん完成させるようにしたいと述べた。この日程変更は、欧州GPは8月の開催を予定していたが、2008年については間に合わないためだ。
また細部は決まっていないが、ロッチ社長はスタンドの組み立てと解体についてはリスクを冒すとし、コースの基礎部分はだいたい15日で造るとした。「(モナコの)モンテカルロでかなり想像がつくが、撤収のことを考えて造られている。レースが終わると、みんなサーキットを経由して30分で去っている。バレンシアでは事情が異なるとは思うが、これは不便なことではない。それにバレンシアは火祭りで20日間くらい一部の地域でなく、街中がごった返すことに慣れている」と説明した。
同様にマシンの騒音対策にも言及したが、コースを港の埠頭に造ることも説明。「問題があるとは思うが、レースの日だけだ。確かに近くに住んでいる人達は午後2時から4時まではシエスタ(昼寝)できないけどね」と冗談を交えて語った。
さらにこの計画は元バイクレーサーの‘アスパル’ことホルヘ・マルティネス氏が、バルモル社を作るために要求したことに由来するとロッチ社長は説明。「アスパルは組織と、レースの管理を引き継げる企業を作れる人を探していた。州がすることは無理で、企業がリスクを負うことになった」とコメントした。
ロッチ社長はバルモル社が自分のために大きな仕事をするのではなく、目標は収支のバランスを取ることだとした。なぜなら「ものすごい投資が必要だ」と語り、入場料、物品販売などのマーケティング、広告料、その他の収入源で取り戻さなければならないとした。
近郊のチェステにあるリカルド・トルモ・サーキットで開催しないことへの批判については、エクレストン氏が考慮していないとして、ロッチ社長は再び開催の可能性を否定した。
またスペイン人であるフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は、この計画に関係ないとした。「コース設計者のヘルマン・ティルケ氏は専門家だ。ドライバーはできるだけ安全に走行しないといけないと思うし、メカニックたちはコース上で感動を起こすためにドライバーと話すものだと想像する」とロッチ氏は語った。
翻訳:斯波 祐介
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