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水と緑で追い詰められて真実一路にたどった道に憂いをふくむ梔子の花。

2007年05月30日10時49分 / 提供:PJ

pj
本当は、これで終わりになってはいけないのである。松岡農林水産大臣は、覚悟の自決だったようだ。既に緑資源機構を巡る談合では、自殺者を見ている。真相はあの世なのだろうか。

 構造的問題は、たとえ死者に鞭うつこととなっても、きちんとして解明をしてもらいたい。そうでなくては、年金問題や社会保険庁改革などの国民に直接的に影響がある問題も、結果として無責任な幕引きが行われるような気がしてしまうのだ。つまりは、2010年などという先送りに近い期限が出てくることがおかしいのである。時間があまりもかかり過ぎだ。高齢者にとっては、一日は一年にも近く、その過去の加入記録の証明をすること自体が大変なのだ。ミステークは国であり、本人責任ではない筈である。

 時間と言えば、美しい星、美しい国と、総理のお好きな「美しい」で、地球温暖化も語られようとしている。美しい国は、政治と金、官製談合、年金問題と少しも美しい状態ではない。その中で、「美しい星」は、2050年を目ざすプランだという。このような考え方で、アメリカ・中国が参加する本当の地球規模での取り組みが実現するのであろうか。大切なのは、今どうするかの問題なのではないだろうか。人間が自然の法則を忘れ、退廃し、進歩を忘れ、無能となったとき、文明が終わることを、歴史はきちんと教えてくれている。

 松岡大臣の死を「侍」といった人もいたようだ。「侍」は「命より名を惜しむ」という言葉のごとく、人となりや心掛けを大切にして、武術の練磨と共に学問に励み、文武両道に秀でることを真の武士としていた。高度資本主義の現代は、常に営利が基礎にあり、利益の追求を積極的に押し進める社会となっている。利益率を良くするために、また労少なくして効果をあげようとする結果、色々の方策が用いられて、そこに「要領良く」と言う処世術をあみ出している。

 これは、日本の武士の生き方とは、全く反するものである。松岡大臣の最後は、自決で責任をとったとしても、それまでは余りにも異なったものだ。「侍」ではないと、私は思う。「死」をもってすべてを終わらせてしまう方法は、ある意味で日本的な解決方法だ。いままでに、多くの疑惑・事件が、当人たちの自殺により追及できずに終わっている。

 安倍総理が、真に「美しい国」「美しい星」を目指すのであれば、曖昧さを許してはならないし、事実への直視、真相への究明を忘れてはならない。安倍総理は、その著書で『ここ一番、国家のため、国民のためとあれば、批判を恐れず行動する政治家』と定義された「闘う政治家」を体現して頂きたいのである。今後の選択のため、国民は真剣にその動き一つひとつに注目しているのだ。と、私は考えている。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 鈴木 修司

関連ワード:
年金  社会保険庁  温暖化  自殺  美しい国  
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