先日からGoogleが「Google street view」という単語を組み合わせたドメインを複数取得し、何かするようなことをにおわせていましたが、それがどうやらこの「Street View」だったようです。

これはGoogleマップ上で、見下ろした地図だけではなく、実際に道路に立った視点で見ることができるようになるというもの。まだ写真が提供されている地域は限られていますが、これが広まると遺跡や史跡も平面で見ることができるようになったりするのでしょうか。

詳細は以下の通り。
Google Maps - Street View

現時点で提供されているのはGoogleマップの英語版のみで、見られる都市はニューヨーク、マイアミ、デンバー、ラスベガス、サンフランシスコ。Street Viewがある町にはカメラのマークが表示されているのでます。


ニューヨークはこんな感じ。青く表示されている道路には写真がある。


ブロードウェイあたり。ぐるりと360度見渡すことができ、ズームもできます。


人間のアイコンの下についている矢印の方向を向いています。これは東向き。


ラスベガスはこんな感じ。




Googleの提供しているStreet View解説ムービー。ファンの作ったニセモノっぽく見えますが、本物です。
YouTube - Google Maps Street View


13:52追記
上記のムービーに字幕をつけた人がいました。とてもわかりやすい。
Googleマップ新機能Street View 使い方ビデオに日本語字幕をつけてみた - 7th up media

字幕.in | Google Maps Street View

似たようなものとしては、Microsoftの提供するWindows Live Localがあります。こちらは運転席からの視点で、車を運転することもできますが、今は放置されているっぽい。

Windows Live Local - Virtual Earth Technology Preview

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