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それでも個人投資家は外貨投資を止められない

2007年05月30日06時54分 / 提供:PJ

pj
知らないカタカナ語にでくわす。手元にネットがあれば何をさしおいてもまっ先に調べる。分からないまま捨てておけない。悪いクセとは思うのだが、はたして私だけだろうか。

 今日のくせものは「ディスインターミディエーション」である。disintermediation’
この用語について一番分かりやすかった訳はgoo辞典だった。「(低金利預金から高収益証券への直接投資による)金融機関離れ、脱金融仲介化」。

 ネット銀行のソニー銀行を利用するようになった、2、3年ほど前からだ。細々と外貨預金や外貨建ての投資信託をはじめた。思惑はいろいろあったが、限りなくゼロに近づいた金利を何とかしたいという思いが強かった。

 アメリカ人の多くが株をはじめとしたリスク資産に手をそめるようになったのは、1990年代初頭に直面した実質金利ゼロ状態(インフレ率で割り引いた実質金利のこと)が契機だとされてる。日本人もそれに追従するのだろうか。

 日経の記事は次のように伝えていた。「個人が外貨建て資産の購入を拡大している。外貨建ての投資信託や預金などを合わせた外貨資産残高は2006年末に初めて40兆円を突破。1980年代後半のバブル期に世界の金融市場に影響を与えた生命保険会社の同残高を逆転した」

 自分一人ではないという思いと、個人資産がじわじわと外へしみ出している。そんな印象を持った。そんななか円安が一段とすすんでいる。「実質実効為替レート」というデフレーターで、名目を実質に換算すると4月の実質実効為替レートは96.9であった。ちなみにピークは一時80円を割る円高・ドル安となった1995年4月。実質実効為替レートは165.5だ。

 何が起こっているのか。簡略に言えば、円の価値はピークの58.5%に目減りした。このことを国力が半減したととらえる事もできるだろう。外貨預金や外貨建て投資信託の購入は円売り、円安を促進する。だからといって、個人はそれを止められない。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 吉川 幸雄

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生命保険  インフレ  投資信託  バブル  goo  
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