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 気温もどんどん上がる5月第4週は、プレイヤーの「囲い込み」に関するニュースが揃った。

 ロックワークスは、MMORPG「十二之天〜 TwelveSky 〜」において、クローズドβテストを中止すると発表した。5月21日(月)には募集受付開始の準備態勢に問題が起こったとのことで、5月23日(水)に延期。その後5月23日(水)には「ユーザーの皆様にご満足して頂ける形で十二之天を提供する為には、更なる時間が必要であると判断いたしました」とのコメントと共にクローズドβテストの中止がアナウンスされた。最初の準備態勢の問題はともかく、中止のコメントでは「十二之天」の品質自体に何かあるようにも取れなくもない。「十二之天」では早期からプレイヤーを囲い込むべく、12人限定のアルファテストや、「ダークアリーナ(Dark Arena)」「デコオンライン(DECO ONLINE)」「ドラゴンジェムプラス(DragonGem+)」とのコラボイベントが開催されてきた。他のタイトルも関連していることから、今回のクローズドβテスト中止による波紋は大きい。

 「囲い込み」はオンラインゲーム界のトレンドともなりつつある。今週も「サカつくONLINE」ではコミュニティの機能強化が行われ、「鬼魂」では門派同士が戦うシステムを導入、「アラド戦記」ではギルドシステムが実装され、「ナイトオンライン」ではクランシステムの拡充が行われた。また、「テニクル」「テトリスオンライン」のようにSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をスタート時点から組み込んでいる作品もある。
 こうした競争が繰り広げられるゆえに、「囲い込み」はより早期に、よりコアな形で行われる傾向にある。しかし、早期の「囲い込み」の後にトラブルが起こったのでは、それまでの施策が無駄になるばかりか、オンラインゲームそのものへの不信も招きかねない。「囲い込み」を行うことで定住してもらおう、という意志すらも疑問視されるのであれば、運営とプレイヤーの溝はもう埋めようがないだろう。「囲い込み」から生まれるコミュニティは、オンラインゲームの新たな鉱脈であると同時に、扱いが難しい存在なのである。

 そんな中、マイクロソフトは「Xbox LIVE」「Games for Windows LIVE」の決済方法に「Mobile Edy」を導入すると発表した。携帯電話を利用して決済できるということで、より簡便性が増すことが予想される。「Xbox LIVE」は「Games for Windows LIVE」の形でWindows、即ちオンラインゲームの世界とも地続きとなっているだけに、こちらも無視できない勢力となりつつある。「LIVE」という黒船が着々と上陸準備を整えているオンラインゲーム界、今後の「囲い込み」はより慎重かつ誠実な方法が求められているといえるだろう。

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